自由な次男といつも一緒の次女
1歳9カ月の次男は、5歳の次女といつも一緒に遊んでいます。9歳上の長女がいないときは、次女がよく次男のお世話をしてくれるので、本当に助かっています。ただ、まだまだ5歳なので、次女のできる範囲で次男の面倒を見てもらっています。
とはいえ次女も、まだまだ自分の遊びやお絵かきをしたい時期。次男の近くにはいるものの、別の遊びをしていたりもします。そんなとき、次男はキッチンで夕食を作っている私の後ろにきて、引き出しを開けては中身を出して遊び、ふと足元を見ると物だらけ。
それを見た次女は、自分から「仕方ないな~」と言いながら片付けてくれるので助かるのですが、次女が遊んだあとを見ると片付けていないことが……。
結局怒られてしまう次女
まず自分が遊んだ物を片付けてから、次男の後片付けを手伝ってくれるといいのですが、次女も遊んだり使ったりした物をそのままにしておくことがあるので、私はそちらが気になり怒ってしまいます。
2人で遊んだ物も、次男はまだできないのでついつい次女に「片付けて」と言ってしまうことも。私に余裕があれば2人の側にいて、次男に片付けを教えながら一緒に片付けられるのですが、忙しくてなかなか余裕がありません。
怒ってしまってから気づく罪悪感
私は次女の遊びが行き過ぎて怒ってしまうこともあるのですが、そういうとき以外で、あきらかに次男がしたことなのに次女を怒ってしまうことも……。おもちゃの片付けは次女がやってくれて頼っているのに、家事で忙しい私は、散らかしっぱなしを見るとついつい怒ってしまうのです。
夫から「次男がやったことだよ」と言われ、次女を怒ったことを深く後悔……。次男のせいで怒られたときも、次女は「次男がしたのに~」と言いながらも、片付けてくれます。おもちゃ箱の中は適当ですが、まずは片付けてくれたことに感謝するようにしています。
次男はまだできないことが多いとわかっているので、ついついできる次女に責任を押し付けてしまい怒ってしまう私。ママは忙しいからと理由をつけて頼っているところがあるのに、怒ってしまうことに「ごめんね」と思うものの、なかなか口に出せません。その分、してくれたことに「ありがとう」を伝えるようにしています。
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監修/助産師 松田玲子
著者:松田みさと
長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。