おなかが空いてなくても飲むの!? うちの子の授乳回数が多いのはなぜ?

2021/03/23 21:25
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助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが授乳回数が多い赤ちゃんについてお話ししてくれました。回数が多くて順調なサイン、おなかが空いていなくても母乳を飲むワケなど詳しく解説!
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授乳回数が多いママと赤ちゃんのイメージ

 

母乳育児をされているのママの相談で、「3カ月過ぎたら授乳回数が減ってくると聞いたのに、全然減っていかない」、「家にいると暇だからか飲みたがる回数が増える」というものがあります。ママは大変かと思いますが、授乳回数が多いことは赤ちゃんにとってよくない事なのでしょうか?

 

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授乳回数が多い、間隔が不規則は母乳の特徴

母乳育児をされている場合、新生児のころは、1日10〜14回授乳するといわれています。その後も徐々に減ってくることもありますが、それでも10回前後の授乳回数が平均的です。育児用ミルクを補足して混合栄養をされている場合は、これより少ない回数になることが多いでしょう。
 

赤ちゃんの胃は小さく一回量が少なく、その時に必要な量を小分けに飲んでいくことで消化機能に負担を少なくして飲むことができます。哺乳瓶の授乳の場合は、飲みやすいため胃を広げてより多く飲むことができます。また、母乳は育児用ミルクより消化がいい為に、授乳間隔が1時間半〜2時間程度のことが多いです。そのため、自然と授乳回数が多くなります。

 

回数が多くても大丈夫!母乳育児が順調であるサイン

母乳が順調であるサインをお伝えします。回数だけでなく、赤ちゃんの発育や夜間の様子なども見てみましょう。

 

・体重増加が1日18〜30g(生後4ヶ月以降で1日10〜15g)で、成長曲線内で緩やかにでも上昇がみられる。
・日中が1〜2時間おきの授乳でも、夜間に3〜4時間程度授乳間隔が空くときがある。
・赤ちゃんが、日中など周りの音が気になって授乳に集中できないことがあっても、夜間や昼寝前など眠気が出てくる状況のときに他の時間より長めに授乳できている


母乳を飲むのはおなかが空いているだけじゃない?

授乳をしても加えたり軽く吸うだけであまり飲まずに終わってしまったり眠ってしまうことがあります。量を飲まないのであれば、母乳をあげる必要がないのでは?と思う方がいます。
 

母乳を吸う行為は、赤ちゃんに安心を与えるといわれています。眠い、機嫌が悪いなどの不快な気持ちが、ママに抱っこされて母乳を吸う(授乳する)ことで落ち着くことがあります。年齢が上がっても、転んで痛かった、夜怖い夢をみて起きてしまった、ママと離れて寂しかったなど嫌なことがあった時に癒されることもあります。

 

 

月齢が上がった方が授乳回数が増えたというお話はよくききます。
授乳回数が多いとママは大変なこともあるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては必要な行為だったりします。授乳を今しかできないお子さんとのスキンシップやコミュニケーションのひとつとして、無理のない範囲で続けていただけるといいかなと思います。

 

監修者・著者

助産師 榎本美紀

国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー


2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。



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