これは私が妊娠初期のころのお話です。妊娠がわかり病院に行くと、そのときはまだ妊娠5週目ごろで胎児心拍の確認ができませんでした。そこで、「次回の診察は2週間後」と言われ、もどかしい日々を過ごしていました。まだつわりもなかったのでいつも通りに仕事に行き、家事をして過ごしていたのですが、そんなときに衝撃の事件が起きてしまいます。
「切迫流産」と言われ、頭が真っ白に
※訂正:3コマ目:(誤)もらわない→→(正)もらえない
切迫流産になった原因は結局わかりませんでした。このときはまだ会社に出勤していたので、周りには迷惑をかけてしまいましたが、しっかり療養して無事切迫流産を乗り越えられてとても安心しました。
療養中に「自分の行動のせいだったのかな?」と責めてしまう気持ちもわきましたが、病院の先生からは「誰にでも起きる可能性があるもの」だと説明をされていたので、なるべく落ち込みすぎないようにして過ごしていました。また、療養といっても自分の体は元気なので、体力があるなかでずーっと寝ているのもしんどいものなんだなぁと知りました。
切迫流産から回復して無事安定期を迎えたものの、やっぱり生まれてくるまでは心のどこかでいつも不安があり、「エンジェルサウンド」を購入しては毎日心音を聞いて安心させていました。切迫流産は私にとって衝撃的なエピソードでしたが、出産できた今は妊娠、出産は奇跡の連続なんだなぁと 実感した体験でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子