子どもより飲み会を優先する夫
子どもが生後6カ月のころ、突発性発疹になって高熱が続いており、ずっと泣いていて、嘔吐もしていました。私は子どもにずっと付きっきりでごはんも食べられなかったため、夫へ仕事終わりに何かごはんを買ってきてほしいと連絡したところ、返ってきた返事が「飲み会行ってきていい?」でした。
ビックリして何も言い返せませんでした。ごはんだけほしければ、デリバリーを利用すればいいと思っていたのでしょうか。結局何も買ってきてくれなかったため、ごはんも食べられませんでした。
夫の周りの人も配慮なし?
夫の友だちも同僚も小さな子どもがいる人が多いのものの、子どもが風邪を引いているなら早めに家へ帰ってあげて、などと言う人はいなかったようです。母親が家にいるなら、看病は母親がすればいいと思っているのでしょうか。
まず、そんなに他人の家のことに関心を持っていないかもしれません。もし夫が子どもが風邪を引いていることを言ったとしても、ほかの人は他人の家の事情を気にしないかもしれません。実際、私も働いていたときは、周りの家庭のことは気にしていなかったと思います。
話し合った結果
その後、夫婦で話し合うことに……。夫の意見は、「大人がひとりついていれば看病はできる。だから飲みに行ってもいいと思う」でした。私は、「看病は体力を使うので2人いたほうが心強い」と伝えました。
話し合いしたものの結論が出ず、数日間、無言で過ごす日々。結局私が折れて、飲み会に行っていいことになりました。考えた結果、飲み会へ行けず嫌々家に帰ってくる夫を見ていてもストレスが溜まってしまうと思ったのです。過度な期待はせず、できる限りのことは私がしようと決めたら気持ちがラクになりました。
話し合い後から、子どもが体調を崩したときは私がひとりで看病していますが、ストレスなくできています。子どもが体調不良のときに夫が飲み会へ行くことはまだありますが、帰ってきてくれると期待していない分イライラすることもありません。結果的に両者がストレスなく過ごせるように話し合いができてよかったと思っています。
著者:たなかさき/女性・看護師。2歳女児の母。子育てしながら看護師として働く。子育てと医療系について執筆している。
作画:うちここ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています