ベビーカレンダーは、2021年上半期生まれの男の子の赤ちゃん32,616名を対象に、「上半期の名づけトレンド」調査を行いました。2021年上半期、男の子に人気だった名前TOP20を発表します。
【2021年上半期男の子の名前ランキング】
1位 陽翔(主なよみ:はると、ひなと)
2021年上半期、1位に輝いたのは「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。2021年の上半期は、6カ月連続でTOP10入りを果たした大人気の名前です。
2位 蓮(主なよみ:れん)
仏教の教えの中でも用いられている、蓮(はす)の花を意味する「蓮(主なよみ:れん)」。周囲に染まらない清らかなイメージを受ける名前です。月間ランキングでは2021年の2月と6月に1位を獲得しました。呼びやすく、インパクトのある「二音ネーム」です。
3位 湊 (主なよみ:みなと)
船や人が集まる場所を意味する「湊 (主なよみ:みなと)」。爽やかで雄大、そしてどことなく穏やかな印象を受ける名前です。月間ランキングでは1月と4月に1位を獲得。男らしい印象のある「と止めネーム」の一つです。
4位 朝陽(主なよみ:あさひ)
「物事が始まる様子」「爽やか」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた「朝陽(主なよみ:あさひ)」。爽やかな朝の日差しを連想させるような、美しい名前です。新年度が始まる4月に3位にランクインするなど、特に春に人気が高まりました。
5位 蒼 (主なよみ: あおい、そう)
草木が生い茂る様子を意味する「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。「植物が生い茂るよう、すくすくと成長してほしい」という想いが感じられるような名前です。草木が大きく成長する4月から6月にかけて、特に人気が集まりました。
6位 悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)
遥か遠くのんびりしている様子を意味する「悠」に、真面目で誠実な印象を受ける「真」を組み合わせた「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。どことなく、「真面目で落ち着いた人」という印象を受けるような名前です。月間ランキングでは、3月に1位を獲得しました。
7位 樹(主なよみ:いつき、たつき)
その字の通り「生えている木」を意味する「樹(主なよみ:いつき、たつき)」。「大樹」「樹木」「樹林」など木々が生い茂る様子をイメージすることから、「たくましくのびやかに育ってほしい」という想いが感じられるような名前です。木々が成長する4月から6月にかけて人気が高まりました。
8位 大翔(主なよみ:はると、ひろと)
大きく立派な様子を意味する「大」に、2020年人気漢字1位の「翔」を組み合わせた「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。空高く羽ばたく様子を思い浮かべるような、スケールの大きな印象を受ける「飛翔ネーム」です。2021年2月・3月と2カ月連続で6位にランクインするなど、近年人気の名前です。
9位 颯真(主なよみ:そうま、ふうま)
爽やかなイメージの「颯」と、誠実で真面目な印象を受ける「真」と組み合わせた「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。落ち着いた印象を受ける「ま止めネーム」です。2020年の年間ランキングでは14位でしたが、2021年上半期は6カ月連続TOP10入りしており、人気が上がってきています。
10位 大和(主なよみ:やまと)
力強さやたくましさも感じさせる「大和(主なよみ:やまと)」。「大和魂」「大和男児」「戦艦大和」「大和撫子」などにも使われることから、昔から日本人に親しまれている言葉です。読みやすいだけでなく、日本の伝統的な美しさが感じられる「レトロネーム」の一つです。
10位 碧(主なよみ:あおい、あお)
自然の生み出す美しい青緑色を意味する「碧(主なよみ:あおい、あお)」。神秘的でありながらも自然界の力強さを感じるような名前です。新緑の季節に人気が高まり、5月に2位にランクインしました。
12位 暖(主なよみ:だん、はる)
「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある「暖(主なよみ:だん、はる)」。力強さを感じる「濁音ネーム」です。暖かくなってくる春先に人気が高まる名前です。月間ランキングでは4月に6位、6月に8位とTOP10入りをしています。
13位 結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)
人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた、「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。落ち着いた印象を受ける「と止めネーム」です。2021年1月に6位、2月に7位にランクインしました。
14位 伊織(主なよみ:いおり)
賢くてオシャレなイメージの「伊」に、細やかな模様が織り込まれたやわらかな絹織物を表す「織」を組み合わせた「伊織(主なよみ:いおり)」。「人にやさしく、細やかな気遣いのできる人になってほしい」という願いが込められているような名前ですね。月間ランキングでは、2月に7位、5月に6位でした。
14位 颯(主なよみ:はやて、そう)
風がさっと吹くさまを意味し、きびきびした動きを連想させる「颯(主なよみ:はやて、そう)」。「爽やかな印象の人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。2021年5と6月、2カ月連続6位にランクインするなど、初夏に人気の高まっていました。
16位 凪(主なよみ:なぎ)
風や波が静まる様子を意味する「凪(主なよみ:なぎ)」。上半期最高順位は、3月と6月に、11位を記録。風のない穏やかな海の上を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。2021年の年間名前ランキングでは、男の子で24位、女の子で27位にランクイン。性差を感じない名前「ジェンダーレスネーム」は近年増加傾向にあります。
17位 律(主なよみ:りつ)
「旋律」や「規律」「自律」などの熟語に用いられることから、どことなく賢くて芸術的センスのあるイメージを受けるような、「律(主なよみ:りつ)」。2018年に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で人気俳優の佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気名前の常連になりました。
18位 新(主なよみ:あらた、しん)
「物事の始まり」「最初」を意味し、新鮮で生命力に溢れエネルギッシュなイメージを受けるような、「新(主なよみ:あらた、しん)」。新年度がスタートする2021年4月に7位にランクインしました。
19位 蒼空 (主なよみ:そら、あおと)
草木が生い茂る様子を意味する「蒼」に、その字の通り空を表す「空」を組み合わせた「蒼空 (主なよみ:そら、あおと)」。草木が生い茂るようにすくすく育ち、大空へ大きく羽ばたくような印象を受けるような名前です。空気が澄み渡る2月に4位でランクインしていました。
20位 陽太(主なよみ:ひなた、ようた)
暖かい太陽を意味する「陽」と、元気で力強いイメージの「太」を組み合わせた、「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。「太陽のように明るく、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子」という印象を受けるような名前です。太陽の日差しが強まる6月に、8位でランクインしました。
20位 陸(主なよみ:りく)
どこまでも続く壮大な陸地を連想させる、「陸(主なよみ:りく)」。上半期最高順位は、5月に13位を記録。力強くスケールの大きな名前で、大地を連想させる「陸ネーム」の一つです。
2021年の上半期は、厳しい冬から春、初夏生まれということもあり、太陽を連想させる「陽」を含む名前が3つもランクイン!「蒼」「樹」など、すくすくと育つ新緑をイメージさせる名前が人気という結果になりました。また、スタイリッシュでイマドキな印象となる漢字一字のみの「一文字ネーム」が約半数ランクインしており、多く名づけられていることがわかりました。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2021年1月1日(金)~1月25日(月)、2月1日(月)~2月25日(木)、3月1日(月)~3月25日(木)、4月1日(木)~4月25日(日)、5月1日(土)~5月25日(火)、6月1日(火)~6月25日(土)
調査件数:32,616件(男の子)