「気持ちはわかるけど…」助産師が明かす!出産時にちょっと困ったパパの行動とは!?

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、出産のときに時々あるちょっと困ったパパについて教えてくれました。例えば、立ち会い出産時に動画をずっと撮っているパパなどです。立ち会い出産の本当の目的は出産するママのサポートです。

この記事の監修者

助産師榎本美紀
国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
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立ち会い分娩はどれくらいの夫婦がしてる?

「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査(2013年・厚生労働科学研究)」によると、分娩室で立ち会いをした「夫」は53%。経膣分娩に限れば、立ち会いをした「夫」は59%で、2006年の調査の39%から大幅に増加しています。


しかし、強制するものではありません。
実際は、赤ちゃんが産まれてくる足元をみるものではなく、頭側にいてママをサポートするのですが、赤ちゃんに付着する出血などを見るのも苦手な男性には少なくありません。また、最近はコロナウイルス感染予防のために、夫の立ち会いを一時中止している施設も多いです。


2人でよく話し合って、立ち会いをどうするか決めていくことが必要です。陣痛中は一緒にいて分娩時は外で待っててもらう、途中で気分が悪くなったり立ち会いが続けられない気持ちになったら外で待つなど臨機応変にするなどにしてもいいかと思います。立ち会いができ、それを望む場合に知っておいてほしいことをお伝えします。
 

立ち会い出産で何をすればいいの?

立ち会い出産でパパの役割はたくさんあります。
何をしたらいいかわからない場面も多いと思うので、助産師と相談しながら試してみましょう。ここでは陣痛中と分娩時のおすすめサポートを教えます。

 

【陣痛中】
・腰などのマッサージ
・腰やお腹を温める
・お産が進まないときなど院内散歩の付き添い
・お産が進んできて児頭が降りてくると辛いのでお尻(肛門部分)の圧迫
・吐いてしまうこともあるのでその介助
・陣痛の合間に飲み物や食べ物がとれるように介助
・精神的なサポート
など

 

【分娩時】
・出産時いきむ時の体制になるようサポート
・陣痛の合間に水分がとれるように介助
・汗を拭いたり、うちわであおぐ
・声をかけたり精神的なサポート
など

 

動画撮影のタイミングはいつ?

赤ちゃんが生まれてくる大事な瞬間を記録に残しておきたいという気持ちは、よくわかります。しかし、撮影は最低限にして、無事に出産できるように2人で頑張ってお産に集中することも大切です。


陣痛のときに、撮影しているパパもいますが、痛みが強くなってくると余裕がなくなり撮影どころではなくなってくる場合が多いです。


無痛分娩ではママに余裕があるため撮影をしているパパもいますが、お産が進んで分娩準備をするようになったら、動画撮影をしてもいいかと助産師に確認するようにしましょう。赤ちゃんが生まれた直後は写真撮影のみ許可という病院も多いです。
出産後落ち着いてから、動画撮影ができる場合もあるのでそのタイミングも助産師に相談してみてください。



立ち会い出産は、パパにも役割がたくさんあります。
思い出の記録を残すことも大切ですが、無事に赤ちゃんが産まれてくるように2人で頑張ってほしいなと思います。動画撮影や写真撮影だけに集中しないようにして、家族の心の中に、新しい家族を迎えるいい思い出となるように、お産に取り組んでいただけると幸いです。

 

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