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「赤ちゃん嫌い!」妹が生まれてから情緒不安定な2歳の娘が、妹の存在を受け入れたと感じた瞬間は…

長女は2歳差の妹の成長を感じるたびに、情緒不安定になってよく泣き、抱っこを求めてきます。まだ小さくて甘えたい年齢なのに「お姉ちゃん」にしてしまったことを、かわいそうだったのかもしれないと私なりに少し後悔したことも……。そんな姉妹のエピソードです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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2月ライコミさん2

 

2月ライコミさん2

 

母の後悔は…

妹が家にやってきて、「赤ちゃん!」とうれしそうにしていた、2歳の長女。おむつを持ってきてくれたり、いないいないばあをして遊んでくれたり、「かわいい!」と言って妹の隣でニコニコして過ごすことが多かったです。

 

寝ている妹の隣にぬいぐるみを持ってきて、一緒にお布団をかけていることもありました。よくかわいがってくれる分、母としては、2歳にして長女を「お姉さん」にしてしまったことを、まだまだ甘えたい年齢だろうにと、少しだけ後悔したこともありました。

 

妹が成長するにつれて離れようとする長女

妹が生後5カ月になって寝返りができるようになると、長女はちょっとしたことでよく泣くようになり、かまってちゃんになりました。やがて数週間すると妹の成長を受け入れられるようになり、気持ちも落ち着いたようでした。

 

しかし、また妹が成長してつかまり立ち、ずりばい、伝い歩きと徐々にできるようになると、長女は「赤ちゃんはこないで!」「赤ちゃんどけて!」と号泣して、「赤ちゃん嫌い」とまで言うようになりました。

 

 

それでも妹が好き?

そんな長女でしたが、妹のおむつを替えるときには、私が何も言わなくてもおむつを持ってきてくれました。また、妹が泣いていると誰よりも早く近くに行って、おもちゃなどであやしてくれることも少しずつ増えていったのです。

 

妹に「お姉ちゃんきたよー!」と自ら声をかけている姿を見たときに、妹という存在を少し受け入れて認めてくれたのではないかなと思いました。

 

 

長女は急に家族が増えて環境が変わり、なかなかその変化についていくことができなかったのかもしれません。そんな姉妹ももうすぐ5歳と3歳。喧嘩もするけれど、2人で遊び、ぶつかったときにはどうにか2人で解決しようとする姿も見られるようになりました。お互いの存在を認め、これからも仲良し姉妹でいてほしいです。

 

著者:北川なつみ/女性・主婦。4歳、2歳、0歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。

作画:ライコミ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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