体験談&マンガ投稿コンテスト開催中!
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ワクチン接種のタイミングに悩んでいると…
新型コロナワクチンの接種を受けたときのことです。わが家には3歳の娘がいるのですが、ワクチンの副反応による発熱や倦怠感などで育児に支障が出ることを恐れ、ワクチン接種は夫婦で別々の日にしようと考えていました。
しかし、同じ市内に住み、毎週末泊まりで遊びにきてくれる義母が、「週末は私がいるじゃない! 孫のお世話は任せて! ワクチンを受けるなら早いほうがいいから、2人同時に最短で受けてきなさいよ」と言ってくれたのです。
普段からやさしくて女子力高めなお義母さん。いわゆる嫁姑問題もなく、関係はかなり良好なほうだと思います。娘も懐いているし、私たちは義母の言葉に甘え、1回目も2回目も、土曜日の午後に夫婦で同時にワクチン接種をすることにしました。
義母が手伝いにきてくれたことに感謝
1回目の接種後は、腕が痛くなるくらいで発熱などの症状はなく、4人でいつも通り穏やかに過ごすことができました。そして、来たる2回目。副反応がより強く出ることを懸念し、解熱剤にアイス枕、スポーツドリンクに毛布と、前日までにできうる限りの用意をしました。
すると、接種当日の夜中から2人揃って38度超えの発熱。私は「今日もだけど、明日もお義母さんがいてくれて本当に助かった」とありがたく思っていました。
ところがその数時間後、義母の言葉に衝撃を受けることになるのです。
朝になって義母が衝撃のひと言!
接種翌朝の6時ごろ、リビングで水分補給をしていると、夫と義母も起きてリビングにやってきました。私も夫も熱は37度台まで下がったものの、まだ倦怠感があるねと話していると、義母が突然「じゃあ悪いけど、私9時半には出るからね」と言ったのです!
それを聞いた私は、「ん? お昼ごはんとか買いに行くってこと? でもこの言い方だと帰っちゃう感じじゃない? 今日1日いてくれるんじゃなかったの?」と頭の中が「?」マークでいっぱいに! しかし、副反応がつらくあまり眠れなかったせいか、ぼーっとしてうまく言葉が出てきません。さらに義母は、娘を抱っこしながらにこやかに「今日は美容院とネイルがあるのよ。ねー○○(娘の名前)ちゃん♡」とビックリ発言。
いつもは夕飯まで食べて帰るのに、何も今日、しかもそんなに朝早くに行かなくても……と思わずにはいられません。「息子と嫁がつらそうなんだから予約変更できない? 百歩譲ってネイル後に戻ってきてくれない?」とも思いましたが、そこまではさすがに言えません。「私の代わりに言ってよ!」と、夫にアイコンタクトを送るも、まったく伝わらずに撃沈……。
せめて義母が早く帰るとわかっていれば、事前に遠方に住む実母にも応援を頼めたのですが、それもできません。ルンルンで出かけていく義母を見送り、2人でぜぇはぁ言いながらなんとかその日をしのいだのでした。
よくよく考えてみれば、義母に少し甘えすぎていたのかもしれません。本当に仲は良いのです。でもだからこそ、まさか私たちを置いて美容院とネイルに行ってしまうとは思わなかったのです。次に会ったとき、「コンカイノカミイロトネイルモカワイイデスネ」と棒読みで言って、心がソーシャルディスタンス状態にならないよう、練習しておこうと思ったのでした(笑)。
著者:ずんちゃんママ
3歳の娘と夫と3人暮らしのママです。