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「で、出ちゃう…!?」子宮口全開大!必死にいきんでいる最中、赤ちゃんとは別の物が…【体験談】

第4子の出産エピソードです。必死でいきんでいる途中で、しっかりと便が出てしまいました。自分でも感覚ははっきりとありましたが、分娩台に固定中で子宮口も全開大で、自分の意思ではどうにもならなかったお話です。

いよいよ出産!!

妊娠39週3日目の朝、陣痛が始まり、私は荷物を持って産院へと向かうところでした。もともと便秘症ではないので毎日快便の生活を送っていて、出産当日の朝もバッチリ済ませてすっきりしたおなかで産院へ向かったのです。

 

産院へ着くと助産師さんが便通について尋ねてきました。「2、3日出ていない人は浣腸をしたほうが良いですね」との話でしたが、毎日快便で今朝もお通じがあったことを伝えたら、「浣腸はいらないね」とのこと。私も実際のところ浣腸なしでオッケーと考えていました。

 

昼ごはんをしっかり食べ…

朝からの入院でしたが本格的な陣痛は来ていなくて、のんびりと過ごしていました。そこへ昼食が運ばれてきました。私は、このあとの出産に備えて体力をつけておかねば!と意気込んでしっかりと完食。あとは「強い陣痛早く来て!!」と願うばかりでした。

 

午後4時を過ぎたあたりからようやく強い陣痛がきて、そろそろ全開大くらいかな?という感覚の中、急に便意が! ひとまずトイレに向かったら、するっとお通じがあり少しびっくり。でも、今このタイミングでお通じがあったのなら分娩中に便はでないだろうな……大丈夫、と自信を持っていました。

 

 

いきんだ瞬間に便が…そして娘を出産

しかし、私の自信はどこへやら……子宮口が全開大になって必死にいきんでいたら、何かが出そうな感覚が。そのとき! 助産師さんが看護師さんを呼んだのです。「ビニール取って!!」と言ったその瞬間、いきみながら頭の中では「便が出てるーー!」と実感していました。

 

先ほどのビニール袋で出てきた便をサッと包み、お尻を拭かれ何ごともなかったように分娩は続きました。そしてまもなく娘は元気に生まれてきたのです。

 

 

毎日お通じがあるし、まさか出産時に便が出てしまうとは思ってもみませんでした。でも実際に経験してみると、本人以外は誰も気にしてないんだな、と思いました。そして助産師さんと看護師さんのあっさりとした処置と対応を見て、「さすがだな!」と感心。何よりも赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたことで、オールオッケーな気持ちで終われた出産でした。

 

 

 

 

監修/助産師 REIKO


著者:優木 まり

25歳になる長男を筆頭に4歳女児までの3男1女を育てるアラフィフママ。元美容部員のスキルを生かして美容記事を執筆するほか、子育て・出産関連についても執筆している。

 

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      便が出てる感覚はなかったけど、知らないだけで出てたかもなあ
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