母と妻の好みは真逆!?
妻は子どもに新しく服を買うときは落ちついた色を選ぶことが多いのですが、母(妻にとっての義母)は赤やオレンジといった派手な服のほうが好みです。母はよほど子どもたちに派手な色を着せたいのか、自分好みの服を買ってきては妻に着せるようにすすめていました。
はじめは「これかわいいね」などと母と子ども服について楽しく話しつつも、妻はゆずらず自分が選んだ服を着せるようにしてやり過ごしていました。
着替えてから10分後…
いつものように妻が準備した服を子どもたちに着せ、私や妻が他の準備を終えていざ出発しようとしたときです。先ほどは落ちついたトーンの服を着ていた2人の子どもたちの服が、派手な色に変わっていたのです。最初に見たときは私と妻は言葉をなくし、何が起きたのか理解するのに時間がかかりました。
朝ごはんで汚れたのか、水か何かをこぼしてしまって服が濡れてしまったのか……とりあえず母がそのような理由で着替えさせただけだろうと、あまり気にせず様子をみることにしたのです。しかし週1回程あるかないかだった着替えが、週に2回、3回と次第に増えていきました。
エスカレートする母に、妻がとった作戦は
母はだんだんエスカレートして、妻が選んだ服を着せてくれなくなりました。一方、妻は母が喜ぶだろうと、子どもたちになるべくお揃いの服を準備することに。すると案の定、母は2人がお揃いの服を着ているのがとてもかわいい、と気に入った様子。
多少気に入らない服でもお揃いという点で納得したのか、着替えさせることもなくなりました。そして、母は服を買う際も、サイズ違いでお揃いの服がなければあきらめるようになり、あったとしても2枚買わなければならないのがお財布にも厳しくなったようで、買ってくることも激減しました。
一度着替えた服を私たちに黙って着替えさせるという母の行動はどうしても理解できません。まだ服にこだわりはない子どもたちですが、何度も着替えさせられるのはかわいそうで、母にやめてもらうよう話そうと考えていました。ですが妻の機転のおかげで、なんとか解決したのです。今は基本お揃いにしていますが、母の子どもの服の好みも理解しようと、妻は気をつかって、たまに母の好みに合わせた派手な色の服を選ぶようにしています。
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著者:佐藤 稜
5歳と1歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。