舟山さんに妊娠、出産、育児でのエピソードをインタビュー。妊娠中や出産後に大変だったこと、旦那さんが積極的に育児に参加してくれるようになった秘訣など、たっぷりお話しを伺いました。
芸能人・有名人ママのインタビュー連載がスタート!ママたちに人気の芸能人・有名人ママに、妊娠・出産・育児エピソードのリアルを教えてもらいました。
妊娠中、大変だったことは何ですか?
「妊娠8カ月以降は、おなかが大きくなって日常生活でも体を気にすることが多かったです。寝るときや靴を履くとき、重いものを持てなかったり……と今まで普通に出来ていたことが難しくなって、それが大変だったなという印象が残っています。さらしをおなかに巻かないと歩くのもつらかったです」
出産して、一番変わったことは何ですか?
「生活スタイルが一変しました。産前は、仕事も日によってバラバラなので、起きる時間も違いましたが、産後は子どもの生活リズムを作るために、毎朝6:30~7:00には起きています。生活リズムが整いましたね」
育児・仕事をしていて大変なこと、つらかったことは?
「最初は、一人で頑張りすぎてしまって、育児と仕事を両立するのが難しかったです。“仕事は自分がやりたくてやっていることだから”と思って、育児は完ぺきに、仕事も今まで通りにこなさなきゃと思っていたんです。
でも、ただでさえ初めての育児で、子どもが中心の生活に変わって、今まで通りにいくはずもなく……。
例えば、外で仕事をするときには子どもを連れて行くんですけど、今までと出勤時間が変わらなくても、かなり前もって準備をしないと家を出られない。そういうことが続いて、頑張りすぎることをやめました。今、目の前にあることをやろうと思うように変えると、お仕事も育児も楽しめるようになりました」
―それをどうやって解決しましたか?
「一人で頑張りすぎず、周りにいる人に助けてもらうようにしました。夫や私の家族、マネージャーさんが現場で子どもの面倒を見てくれたりもするので、いろんな方を頼りながらできているなって今は感じます」
旦那さんが育児に積極的になったきっかけは?
「旦那さんは元々、積極的に育児をしたいという気持ちは強かったんですけど、何をしたら良いかが分かっていなかったんです。なので、生後2カ月くらいのときに思い切って“美容室に行きたい”と旦那さんに子どもを預けてみました。
2人きりになったことがなかったので、最初は“一人でできるか不安だよ”って言っていたんですけど、いざ自分がやらなきゃいけない環境になると、やるべきことがわかったみたいで。帰って来たときには2人の絆ができていました。パパとしての自信もついたみたいです。
旦那さんが積極的に息子のお世話をしてくれたときに、めちゃくちゃ褒めると、息子のお世話をよくしてくれるので、助かっています!」
育児をする上で、一番大事にしていることは?
「(息子に)この世に生まれてきてよかったと思ってもらいたいっていうことを一番に考えています。例えば、泣いていたらすぐに寄り添って抱っこしてあげるとか、不安要素をできるだけ取り除いてあげるようにしています」
「子どもがいてよかった!楽しい!」と思える瞬間を教えてください
「私は天気が良くて晴れているとか、ちょっとしたことでも嬉しくなるんですけど(笑)。一番幸せなだなって思うのは、休日に旦那さんと息子がすっごく楽しそうに遊んでいるのを見てるときかな。5カ月前には見ることができなかった光景だから。
旦那さんがどんどん父親になっていく姿とか、息子の成長を感じられて、子どもがいる生活っていいなって。2人の姿を見ているときに幸せだなって感じます」
上手に息抜きをするポイントは?
「産後1カ月は自宅から出られなかったので、特に息抜きが難しかったです。この時は、ハーブティーに助けられました。肩の力が抜けて、心のバランスが整うんです。
息子がちょっと寝てくれたときに、よく飲んでいます。コスメキッチンの『メリッサ』っていうハーブティーが一番お気に入り。
他には、1日5分でもいいから、自分の好きなことをする時間を作ること。スキンケアをしたり、ハーブティーを飲んだり、子どもが寝たあとにドラマを観たり。自分の好きな時間を持つと笑顔になれると思います」
※ハーブティの飲用について、体調や生理中、妊娠中などで不安がある方は、お医者様にご相談ください
最後に、ママたちへメッセージをお願いします!
「私は産後すぐから“良いママになろう”と必死になっていました。ただでさえ初めてのことだらけで上手くいかないのに、それプラス“良いママになろう”と、自分で自分を追い詰めていたんです。
でもあるとき、自分の笑顔が無くなっているなって気づいて。旦那さんと些細なことで喧嘩することも増えていました。だから、頑張りすぎないって決めたんです。
ママも赤ちゃんも、毎日何もしていないように見えても、生きているだけでとーっても頑張っているなと思うんです。ママの笑顔が家族の笑顔につながると思い、楽しく育児をすることが大切だなと感じています。
しっかりやるところと、上手に息を抜けるところのメリハリをつけると、育児を楽しめるようになるのかなって思います。ママのみなさん、私もまだまだ新米なので、一緒に頑張りましょう」
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舟山さん、ありがとうございました! 子育ても家のことも、一人で全部やらなきゃいけないと思ってしまうママは多いのではないでしょうか。周りの人に頼ったり、息抜きのポイントを伺うことができて、とても参考になりました。
次回は、そんな舟山さんの【育児ルーティン】をご紹介。ぜひ、チェックしてくださいね。
profile:舟山久美子
1991年4月29日生まれ。16歳の時にモデルデビュー。雑誌「Popteen」の専属モデルを6年間勤め、連続表紙17回、通算37回の表紙起用を記録。またファッションやビューティー関連を発信をしているSNSの総フォロワー数は約350万人を突破。2013年に立ち上げたファッションブランド「MICOAMERI(ミコアメリ)」は9年目を迎え、“骨格診断アナリスト協会認定骨格診断アナリスト”や“日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュ”の資格を取得し、今までの経験も活かし様々な分野でのプロデュース業にも精力的に取り組んでいる。2021年9月に男の子を出産。