「子宮がんのリスクが高い?」子宮筋腫が見つかり、子宮全摘を決心【体験談】

会社の健康診断で子宮筋腫が見つかり、婦人科を受診した結果、子宮がんのリスクも考え腹腔鏡で子宮全摘手術を受けた46歳主婦の体験談です。

この記事の監修者

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。

医者と会話のイメージ

 

46歳のとき会社の健康診断で子宮筋腫が見つかりました。数年前にも同じ指摘を受けて受診していましたが、そのときは特に問題ないと言われていました。健診の際にそのことを伝えましたが、子宮筋腫はたしかにあるし、46歳という年齢的にもちゃんと受診したほうが良いと強くすすめられたので、前回とは別の婦人科にかかることにしました。

 

その結果、親が大腸がんになっていたことから子宮がんになる可能性が高いと指摘され、今後出産の予定もないため思い切って腹腔鏡下子宮全摘術を受けることにした体験談です。

 

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通りすがりに見つけた病院に名医がいた!

医者と会話のイメージ

 

今回受診することにした病院は、近所で買い物帰りにたまたま見つけました。駅から遠く不便な場所なので空いているだろうと思っていましたが、病院内に足を踏み入れてビックリ! 20名くらいの患者さんたちが順番待ちをしていました。予約していきましたが、1時間くらい待たされてやっと診察を受けることができました。

 

当日の担当医師をネットで調べてみると、大学病院の診療部長や教授なども務めた名医! 年配の男性で、声がとても良く、親しみやすい話し方をする先生でした。健康診断の結果を伝え、内診し、子宮筋腫の確認ができました。

 

その後、親族にがんになった人がいないか聞かれ、実母が大腸がんになった旨を伝えると子宮がんになるリスクが高いとのことでした。そして、子どもも3人いて、今後の出産を考えていないなら子宮を全摘してはどうかとすすめられました。腹腔鏡下子宮全摘術なら、傷も小さく回復も早いから考えてみてと言われたのです。

 

手術をする、しないは別として、まず詳しい状態をMRI検査でみることになり、検査機関を病院経由で予約しました。後日MRI検査の結果を持って再度受診する日には子宮体がんの検査もしましょうと言われ、1回目の受診は終わりました。

 

子宮全摘の決心と入院までの日々

ガッツポーズのイメージ

 

今まで生理痛なども軽く、自覚症状がなかったため、急に子宮全摘と言われてとても驚きました。ですが考えてみると出産の予定もなく、毎月の生理がなくなり、さらに子宮がんのリスクもなくなるわけです。思い切って手術をしてみようかという気持ちになってきました。実母と夫に相談すると、2人とも医師がそう言っていて、自分が良いと思うならいいんじゃない? と背中を押してくれました。

 

セカンドオピニオンも考えましたが、乳腺外科医をしている友人がいるので、まずその友人に相談してみました。結果、子宮がんのリスクを考えて子宮全摘をすすめるのがスタンダートみたいよとのこと。そこで思い切って全摘することを決心しました。MRI検査、子宮体がんの検査の結果、どちらも腹腔鏡手術を受けるのに問題ないとのことで、ちょうど空きがあるからと、あっという間に手術の日程も決まりました。

 

会社にも手術のため2週間ほどお休みを欲しいと申し出ました。小さな会社のため、迷惑をかけてしまうのに、心配してくれてお見舞いまでいただいてしまいました。とてもありがたかったです。そして軽く業務の引き継ぎをしたり、手術前の検査を受けたりして入院の日を迎えました。

 

入院中は人生で一番ゆっくりできた

入院のイメージ

 

入院は手術の前日。コロナ禍のため、手術当日の立ち会い以外は家族も面会禁止でした。病院の入口まで夫に送ってもらい院内へはひとりで行きます。最初に抗原検査で陰性確認をして病室に入りました。私は生命保険に入っていたので思い切って個室にしました。入院した日は、それ以外することもなく、のんびり過ごしました。

 

翌日、いよいよ手術。口にマスクを当てられ、変な臭いがするなと思った途端に頭がクラっとしました。次に気が付いたのは「終わりましたよ」と看護師さんに起こされたときでした。手術当日は1日ベッドの上で安静です。麻酔のせいか1日の大部分を眠って過ごしました。当日のうちにおならが出たので、次の日からお水やおかゆを食べることができました。

 

手術の翌朝、トイレまで歩けたので、看護師さんがカテーテルの管を取ってくれました。この日まではまだおなかの痛みがあり、痛み止めの点滴をしてもらいました。また、しゃべる気にならないくらいだるさを感じていました。手術後2日たつと痛みも減り、退院までの2日間は本当にのんびりと過ごしました。テレビを見たり、持ち込んだパソコンでドラマの一気見をしたり。時間になるとおいしい食事も出てきます。人生で一番ゆっくりと過ごせた時間でした。

 

まとめ

健康診断で子宮筋腫が見つかりましたが、自覚症状が何もないのに子宮全摘手術をするということを少し不思議にも感じていました。また、初めての手術に不安もありました。ですが、今後毎月の生理と子宮がんのリスクから解放されたことを今はうれしく思っています。

 

手術当日と翌日の2日間はしんどい面もありましたが、それ以降は人生で一番のんびりする時間を過ごすことができ、とても幸せな時間でした。退院しても術後1~2カ月までは自転車禁止、湯舟禁止、飲酒禁止などの制限もあり、全快まではまだ時間がかかりますが、体調も日に日に回復していることを実感しています。家族や会社には心配と迷惑をかけてしまいましたが、やさしく支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

イラスト/サトウユカ

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著者:福ウズラ

正社員として事務の仕事をしながら高校生2人、中学生1人の3人の息子を育てる兼業主婦。消費税の増税を機にポイ活に目覚め、そこから節約や投資、副業にも興味を持ちライター活動を始める。

 

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