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「私に電話しなさい」ひとりで双子を連れてタクシー移動!最初は冷たかった運転手さんに救われました

韓国人と結婚した私は、韓国で双子育児をしています。両親やきょうだいは日本におり、義父母も近くに住んでいないため、周りに育児を手伝ってくれる人はいません。そして生後6カ月になったとき、予防接種のため双子を保健所まで連れて行かなければならなくなりました。そのとき利用したタクシーの運転手さんとのエピソードをご紹介します。

現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。

 

手伝ってくれない運転手さん

双子が生後6カ月になったとき、3人だけで外出することがありました。1人は抱っこひもで抱っこして、もう1人はベビーカーに乗せ、移動はタクシーを利用することに。

 

しかし、予約したタクシーが到着すると運転手さんはトランクを開けてくれただけで、降りて手伝ってくれる気配はありません。乗客が自分で荷物を積むのは当然ですが、「赤ちゃんが2人いるし、少し手伝ってくれてもいいのになぁ」と思ってしまいました。

 

 

冷たい対応をされて…

双子の1人を前に抱っこしたまま、重たいベビーカーを持ち上げるのはとても大変。5分ほどひとりで試行錯誤していると、見かねた運転手さんが降りてきて手伝ってくれました。しかし、私が使用しているベビーカーのサイズが大きすぎて、トランクの扉が閉まりません。

 

タクシーを予約する際にベビーカーがあることを伝えたときは「もちろん乗りますよ」と言っていた運転手さん。閉まらないトランクを見て「これじゃどのタクシーにも乗らないよ」と言われてしまいました。

 

 

孤育てのつらさを痛感した瞬間

そんな運転手さんの対応に、悲しい気持ちが込み上げてきました。同時に、やはりひとりで双子を連れて外出するのは無理なのかというあきらめと、周りに頼れる人がいない中での育児の大変さを痛感しました。

 

このままあきらめて帰宅しなくてはいけないのかと思ったそのときです。運転手さんが「助手席なら乗るかもしれない」と言って、タイヤ部分に砂がたくさんついたベビーカーを助手席に乗せてくれたのです。

 

運転手さんのありがたい配慮

運転手さんの機転により、無事に出発することができた私。道中、予防接種のため保健所に行かなくてはいけないこと、周りに育児を手伝ってくれる人がいないことなど、運転手さんと会話をしました。

 

すると運転手さんが「ベビーカーを助手席に乗せたがらないタクシー運転手も多いから、手続きが終わるまで私が待っていてあげるよ。終わったら、私に電話しなさい」と言ってくれたのです。

 

 

最初の印象はあまり良くなかった運転手さん。しかし、運転手さんの配慮のおかげで帰りのタクシーに困ることなく、無事に帰宅することができました。ひとりでの子育ては心細く、悲しい思いをすることもあります。ひとりで子育てする私にとって今回の運転手さんのような存在がどれだけありがたいか……やさしい運転手さんに出会えてよかったと思います。

 

 

監修/助産師REIKO


著者:山口まなみ

3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。

 

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      双子を妊娠して出産すると決めたのだから産後大変になる覚悟はしていたと思います。なので、頑張って自分でやるのは当たり前だし、手伝ってくれてありがとう当然みたいな考えはしない方がいいのかなと思います。 特… もっと見る
      双子を妊娠して出産すると決めたのだから産後大変になる覚悟はしていたと思います。なので、頑張って自分でやるのは当たり前だし、手伝ってくれてありがとう当然みたいな考えはしない方がいいのかなと思います。
      特にいまはコロナ禍だし、そうじゃなくても自分の子供やベビーカーに他人が触れるのをいやがる人も居るから、手伝いたくても出来ない人もいると思うので、それを冷たいと言うのは違うかな💦 
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      私はただの接客スタッフですが 【お客様は勝手なもの】と 以前研修のビデオで学んだことがあります。 この運転手さんは、もしかしたら 何かルールがあったのかも知れないし もしかしたら 手伝うか手伝わない… もっと見る
      私はただの接客スタッフですが
      【お客様は勝手なもの】と
      以前研修のビデオで学んだことがあります。

      この運転手さんは、もしかしたら
      何かルールがあったのかも知れないし
      もしかしたら
      手伝うか手伝わないか悩んだのかも知れません。


      対人間の職についてる人は大変ですよね。
      お客様によって望む対応が違うのですから。

      接客する側は言われれば全然お手伝いしますよ。
      でも、他人が手伝うのを嫌がる人もいるから
      中々言い出せずにいるんです。

      コロナ禍であるため、今は尚の事。
      ベビーカーに触られるのもイヤ。
      と言う人もいるからです。

      難しいですよね、他人の事を理解するのって。

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