第2子妊娠中!きつすぎて覚えていないつわり期
ー第2子ご妊娠おめでとうございます。今は何カ月くらいで、体調はいかがでしょうか?
高城さん:ありがとうございます。今は6カ月(取材当時)です。食後にまだ少し気持ち悪いことはありますが、ピークは過ぎて毎日元気に過ごしております!
ー2歳の息子さんのお世話をしながらのつわりは大変だったと思います。どのように対応されていたのでしょうか?
高城さん:私自身は気持ち悪くて食事を摂りたくなかったので、とりあえず息子にごはんを作って、お風呂に入れて寝かせてあげてっていう、必要最低限のことだけをやっていました。なので部屋はいつも荒れていたし、プラレールを1週間置きっぱなしにしていたこともあります。また、長い時間子どもに動画を見せるのはよくないと思っているので、普段は動画を見せるのを控えめにしているのですが、つわり中はしんどかったので、YouTubeプレミアムに加入していました。あとは、ちょうどイヤイヤ期だったのと、息子はやんちゃな性格なこともあり、おなかを守るために常にクッションをあてながらあやしていました。つわり中はきつすぎて、当時のことはあまり覚えていないんです。YouTube動画でつわり中の様子を公開したんですけど、撮っておいてよかったと思いますね。
ー高城さんがつわりに苦しんでいるときのYouTube動画を拝見しました!もう息遣いもつらそうで……。よくあのときカメラを回しましたなと思いました。
高城さん:ははは(笑)。普通あんなの見せられないですよね。YouTubeも定期的にやっていきたいなって思っていたところにつわりが始まったので、「何か撮らなきゃ!」って気持ちで撮りました。でも、リアルを伝えるには良かったのかな。あれを公開した後、夫から「俺もっとサポート頑張るね」ってLINEが入りました(笑)。
不妊治療も経験し、無事に命が来てくれた
高城さん:じっくりと妊活していました!1人目の妊活の時に「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」だと言われていたのですが、1人目の授乳が終わっても生理周期が安定しなかったので、病院へ行きました。そこからしばらく自己流で妊活に取り組んだのですが、妊娠できなくて……。そこで、婦人科で排卵を誘発する注射を打ち、タイミングを取る不妊治療をしました。
ークリニックでの不妊治療もされたのですね。
高城さん:はい。1年近く続けましたが妊娠できず……。実は当時は2学年差で子どもが欲しかったのでこだわっていたんですが、時間の経過とともにだんだん焦りが出てきて、不妊治療専門のクリニックに通い始めました。そこでは、婦人科ではしなかった甲状腺の数値を調べてくれたんですけど、検査の結果が甲状腺の数値が正常値ではなかったようで、先生から「海藻たくさん食べたりしていますか?」って聞かれたんです。先生の説明によると、海苔とか昆布とかを食べ過ぎると、海藻類が甲状腺の機能を下げちゃうことがあるらしくて。実はそのとき、海苔にハマっていて毎日1袋くらい食べていたんですよ。先生にそれを言うと、「それが原因かわからないけど、まず海苔を食べるのを止めてみてください」って言われました。そしたらその結果、妊娠することができたんです。結局不妊の原因が何だったのかという明確な理由はわからなかったんですが、授かれることが一番ですから、無事におなかの中に命が来てくれたことがうれしいです。
ー妊娠がわかったときのお気持ちはいかがでしたか?
高城さん:もう心臓バクバクです。妊娠検査薬を使うタイミングって、一般的には生理予定日から1週間後って書いてあると思うんですけど、私はその期間がどうしても待てなくて。翌日に家族でキャンプに行くのを予定していたんですけど、そこでお酒を飲むかどうかを判断しなくちゃいけないという口実をつけ、フライングで検査したんです。そしたら線がぱぁっと出て……! もうびっくりしました!
ーパパの反応はいかがでしたか?
高城さん:2人で陽性のラインを確認して「えっ、うそっ!?」って。でも夫は、リアクションが薄かったんです。あとから聞くと、「まだ何があるかわからないから、俺が喜びすぎてプレッシャーになったらあかん」みたいな気持ちがあったみたいです。もともと、私が”甘やかされてる”って感じるくらいやさしい夫なので、そのやさしさゆえの反応だったんだと思います。でも、それから家事や育児をもっとしてくれるようになって、夫の喜びや気遣いを感じることができましたね。
コロナ禍はもちろん不安。でも、止められない家族の時間を優先
ー息子さんにはどのように妊娠を伝えて、どんな反応でしたか?
高城さん:おなかに乗ったりすることが多かったので、「おなかの中に赤ちゃんがいるから乗らないでね」って一度話したんですけど、そのときは「ヤダ!」って言って逃げて行ってしまったり、泣いて拒否したりと、反抗的な態度を取っていました。また、これまでニコニコで通っていた保育園も、それ以降は泣きながら登園するようになってしまったんですよ。保育園の先生からは、「子どもが拒否するときはお話しなくても大丈夫だと思いますよ」ってアドバイスをいただいたのですが、そこから一切赤ちゃんの話をするのをやめました。
ー妊娠発覚当時は、2歳過ぎたばかりとのことでしたね。
高城さん:息子なりに感じるものがあったのかな。でも、それから少し時間が経ち、胎動を感じ始めたくらいのころ、何気なく私がおなかにあてていた両手の形が、息子のほうから見るとハートマークに見えたみたいで。「ママ、ハートしてる!」って言ってきたんです。そのタイミングでもう一度おなかに赤ちゃんがいることを息子に伝えると、「赤ちゃんいるの?」って以前と反応が全然違ったんですよ。それからは毎日「ママ、ハートして」って言うようになって。今ではおなかの上に作った私の両手のハートマークに向かって息子がお話しするというのが、寝る前の習慣になっています。最初報告したときに「イヤ!」って泣いた姿を見ていたので、赤ちゃんの存在を受け入れてくれたことにホッとしました。
ーコロナ禍で落ち着かない中で、妊娠のタイミングは悩みませんでしたか?
高城さん:コロナ禍の妊娠は、感染対策とかワクチン接種とか心配事はあって、いまだに不安ですね。でも、コロナで世界は変わってしまっても、自分の年齢や家族の時間は止められないじゃないですか。例えば、"あと1年で収束する"とか見通しがわかっていたら、妊娠中の不安を取り除くために妊活はお休みって選択もできたと思うんですけど、そうじゃなかったので……。止められない家族の時間、家族の幸せを優先したいなって私は思いました。
ーパパとは妊娠のタイミングについて話し合ったりしたのでしょうか。
高城さん:そこまで2人で真剣に話し合ったというのはないのですが、パパの中でも、コロナ禍だからって妊娠を先送りにしようっていう考えはなかったようです。ワクチン接種に関しても、妊娠や出産のことを考えて、「俺が遠征で移動したときにコロナをもらってきてしまうとダメだし」って私のことを気遣ってくれて。私たちの場合は、"コロナだから妊活はやめよう"っていう流れにはならなくて、”コロナ禍だからこそ、自分には何ができるのか"っていうのを夫は一生懸命考えてくれていたように感じます。
高城亜樹さん、この度はたくさんお話ししてくださり、ありがとうございました! おなかに添えたママの手を見て、「ママハートしてる!」と言い出した息子さんのエピソードを聞いたときは、とってもかわいい視点だなぁと思いました! さて、インタビュー第二弾は、高城さんが妊娠生活で大変だなと感じたことを中心に、お話しを伺っています。ぜひ次回の配信もお楽しみに♪
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PROFILE:高城亜樹さん
1991年10月3日生まれで東京都出身。アイエス・フィールドに所属をしており、タレントや女優、YouTuber、女優としてバラエティ番組やドラマ、CMなどに出演。InstagramやYouTubeチャンネル「あきちゃのままチャンネル」では子育ての様子を発信している。2019年に2月にプロサッカー選手の高橋祐治さんと結婚。2019年11月に第一子となる男の子を出産。現在第二子を妊娠中。