義妹が妊娠!悔しいけど「おめでとう」
ある日、夫の妹が結婚するというニュースが舞い込んできました。話を聞いていると、現在義妹は妊娠しており、いわゆる”授かり婚”とのこと。
私はずっと子どもを待ち望んでいるのにできなくて、どうして義妹は結婚もしていないのに簡単にできるの?と悔しい気持ちもありましたが、おめでたいことです。私は、悔しさを隠して「おめでとう」と義妹に伝えました。
初孫フィーバーの義父の信じられないひと言
その後、義妹の子どもが産まれ、夫の両親は初めての孫にとても舞い上がっていました。義実家へ行くと孫の写真だらけで、義両親はずっと孫の話をしています。
なかなか子どもが授からず悩んでいた私にとって、赤ちゃんの話はあまり気分の良いものではありませんでしたが、邪険にもできず、義両親の話を愛想笑いで誤魔化していました。
しかし、夫と夫の両親と食事をしていたときのことです。いつものように孫の話をしていた義父が、夫に向かって「お前もできてから結婚すればよかったのに」と言ったのです!
私は一瞬、何を言われたのかわかりませんでした。
私たちが子どもを望んでいるとは知らないとはいえ、初孫フィーバーで舞い上がりついでにそんなひどいことを言うなんて……と衝撃を受けると同時に、「子どもを産めない嫁はいらないってこと?」とモヤモヤしてしまったのです。
悪気はなかったのだから…
その後、私も子どもを授かることができ、無事出産しました。子どもはとてもかわいく、義両親もとてもかわいがってくれます。
ただそんな幸せな状況になっても、義理の父の発言については、いまだに心の中でモヤモヤしています。しかし、そこは「義父に悪気はなかったのだから」と自分に言い聞かせて、何事もなかったかのように接することにしています。
私も子どもが欲しい!とは思っていましたが、私は子どもを産むためだけに夫と結婚したのではありません。普段の義父はとてもやさしく、子どももかわいがってもらっています。衝撃のひと言は孫欲しさゆえの言葉であり、悪気もなかったのでしょう。今後も義両親と良い関係を築きながら、生活していこうと思っています。
著者/やん子
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