思えば昔からむくみやすかった
腎がんの症状が出る前に、何も思い当たることはなかったのかな?
と、改めて考えてみると、実はそうでもなかったりします。
がんとは関係ないと思うけど、腎臓をもっと気にかける必要があったかも。
私は若いころから、とてもむくみやすい体質でした。
むくみ人生は、10代のころから……。
生理のはじめは特にひどくて、朝は目が開かないほどむくんでいました。
思春期だから余計恥ずかしく、まぶたを冷やしたり、温めたり、熱いシャワーを浴びてみたり。
それでも、
やっぱりむくんでいる。
生理前のむくみは、大人になるにつれ少しましにはなりました。
ところが、次男を出産直後……
尋常じゃないむくみが!
全身、パンパンです!
産後のむくみってよくあることみたいだけど、ここまでとは……。
次男は3000gくらいで生まれたのに、退院時の私は、出産直前と同じ体重。
てことは、3kgの水分を体にため込んでいたのか!?
次男の妊娠後期には尿蛋白が出ていたけれど、たしかにほかの2人のときよりも塩分をとり過ぎていたかも。
汁物でおなかをいっぱいにしてカロリーを控えようとして、どんぶりいっぱいのスープを飲んでいたり……。
インスタントラーメンを食べることも多く、しかも残ったスープに追い飯して完食。
さ、最悪……今、思うと!
産後に一時的に135まで血圧が上がって、いったん落ち着いたものの年とともにじわじわ上がり…
がん発覚の半年前に受けた健康診断なんて、
3回測り直してようやく130。
ここ数年は、塩分に気を付けていたにも関わらず。
そして、今の仕事はあまり動かず立ちっぱなしのことが多い仕事なんですが、とにかく足がむくむ!
足の太さを測ると、朝と夜とで全然違う。
同じ仕事をしていても、ほかの人はそんなにむくまないんです。
むくみと血圧……
その2つをつなげると、私は腎臓が弱めなのかも?と思い始めていました。
腎臓が弱かったからってがんになるって訳じゃないだろうけど、気にかけていたらきっと定期的に病院に通院していたので、病気は早く見つかっていたとは思います。
次回も、腎がんがわかる1~2年前くらいから感じていた体調の変化についてお伝えします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
【窪田先生からのアドバイス】
浮腫の症状は、腎がんとは関係ありません。ただ、むくみやすい、血圧が高いということは腎臓が弱いという面はあります。腎臓に負担をかけないように、日ごろから塩分を控えましょう。
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