乳がんの診断が確定し、夫とった行動は…
人間ドックでマンモグラフィー検査を受けたことをきっかけにエコー、造形MRI、針生検の検査をした私に下されたのは「浸潤性小葉がん」。ショックを受けながらも、転移がないか確認するためにCT検査をおこなうことになりました。
告知の際に手術をすると言われましたが、まだ考えがまとまらない私にはどこか他人事のように思えました。
右乳がんであると告知を受けた後、看護師さんと少しお話をしました。メンタル面のフォローをしてもらっているうちにCT検査をする時間になりました。
頭は回っておらず、言われるがままCTの台に寝転び脇を見せました。この検査では全身に転移が回っていないかを確認するそうでしたが、気の抜けた返事しかできませんでした。
左手に造影剤を注射し、手が冷えておしりが温かくなるのは造影MRI検査と同じでした。頭の上に輪っかのようなものがあるのがどうにも気になり……目を閉じて検査を受けました。
でも造影MRI検査よりも静かなのはよかったです! 検査結果は2日後に出るとのこと。手術は系列の別病院で受けることになっていました。なので検査結果を受け取り、紹介状と一緒に紹介先の病院へ行くことになりました。
告知を受けてから3日後。夫とともに紹介先の病院へ。
この病院で手術すると思った決め手は、告知してくれた先生がいるからでした。診察室に入ると少し違う白衣を着た先生が! この日は今後の手術について話をしました。
前の病院で撮影した造影MRI検査では、どこに腫瘍があるかはっきりしていませんでした。ですがマンモグラフィーの石灰化の広がり方や小葉がんであることなど、いろいろなことを踏まえて全摘になるとのことでした。同時再建ができる日を手術日に設定しましたが、私にはあるモヤモヤが……。
それは、部分切除にできないかということでした。私が諦めきれないでいると、夫が「もう一度MRI検査をお願いします!」と言ってくれました。夫よ、なんてやさしさなんだ!
それ以外にもセカンドオピニオンについても聞いてくれました。その後、エコー検査をしたのですが「やさしい旦那さんですね〜」とひと言。良い夫を持ったな、と惚れ直してしまいました。
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乳がんの摘出手術をすることになったこほこさん。やはり全摘となると思うことはたくさんありますよね。それを察して発言してくれた夫さんはすてきな方ですね。
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