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言葉が遅い長男に不安な日々。ある出来事がキッカケで1番大事なことに気付いて…

フランスでフランス人の夫と、3歳、1歳の男の子をバイリンガル教育で育てている私。バイリンガル教育で育つ子は言葉が遅い傾向にあると、周りからよく聞いていました。実際、長男は周りの子どもに比べると、私たちが理解できる言葉は少なく、だんだん心配に……。そんなとき、長男の言葉の成長が必要だと痛感させられた、ある事件が起こったのです!

息子の発達 2語文

 

 

息子の発達 2語文

 

長男の言葉

3歳を過ぎても一向に言葉が発達しない長男。長男はフランス語と日本語を半分半分、主に単語を発する程度でした。私は「幼稚園も始まるし、周りの子どもが喋ると長男も言葉に興味が出て喋るようになるわ」と思っていました。

 

しかし、幼稚園がスタートして2週間経っても、発する言葉に発展がありません。時々幼稚園で新しい単語は覚えてくるのですが、コミュニケーションができるほどには至らず、私は心配になってきました。

 

夫の言葉で気づいた私

ある日、夫が長男と畑仕事をしている最中、作業に没頭してしまい、畑で遊んでいた長男を見失ってしまいました。何度長男の名前を呼んでも返事がなく、私たちは家の外から道路へ出て行ったのではとパニックに。しかし、実際は長男はずっと畑にいて、野菜の陰で隠れていたため私たちは気づけませんでした。

 

そのとき夫が「なんで返事ができないんだ! もう3歳だからもう少しコミュニケーションをとれるようにならないと。自分たち親も努力が必要」と言ったのです。幼稚園任せだった私は、夫の言葉でハッとしました。

 

 

私の対応

「日常の関わりが学びの機会」ということに気づいた私。最近、長男が「これ何?」と聞くようになっていたことにも気づき、同じ質問でも繰り返し答えるようしました。すると、ある日突然、新しい単語を並べて喋れるようになったのです!

 

私はその様子に驚いて、たくさん褒めるようにし、話を理解できなくてもうなずくようにしました。すると長男も褒められてうれしいのか、どんどん自分から私や夫、次男に話すようになっていったのです。

 

 

「成長とともに言葉も発達していく」と子どもの成長を見守る体制でいた私。しかし、長男が3歳になり行動範囲が広がるにつれて、コミュニケーションができないと大変だと実感。親の日常の関わり合いが、子どもの言葉の発達につながるということを改めて学びました。言葉が増えてきた長男と新しい発見をしながら、今後も成長を見守っていきたいと思います。

 

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監修/助産師 松田玲子

イラストレーター/CHIHIRO


著者:岩見 エリ

2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。

 

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