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「もう娘はいなくなっちゃった…」いつも温和な夫が激怒!その理由とは…?【娘が脳症になったとき #15】

「娘が脳症になったとき」15話。娘がロタウイルスが原因で急性脳症となり、入院してしまった和田さん。元どおり回復する可能性はあると信じて看病していましたが……。

主治医から、ロタウイルスで脳症になった子で元どおりに回復した子を診たことがないこと、歩いて退院した子がいなかったこと、等を告げられ、ショックで放心状態になってしまった私。気がつくと家に帰っていたのですが……

 

耐えられない。そんなとき夫は…

娘が脳症になったとき #15

 

 

批判をおそれずに言えば、私はこのとき「生きることをやめたい」と思いました。つらい現実から逃げたかったんだと思います。ハナが今まで接してきたハナでなくなってしまうのは、ハナを失ってしまうのと同じことに感じられました。

夫は温和な人で、私は怒鳴られたことも、怒鳴っているのを見たこともないのですが、このとき初めて怒鳴られました。あとで夫に聞いたところによると、私が本気で言っているのがわかったので、何としても止めないといけないと思ったそうです。今は夫に心から感謝しています。
 

そしてこのあと、夫から意外なことを聞かされました。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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