7組に1組のカップルが不妊に悩んでいると言われている昨今、不妊治療を受ける人は増えています。2人目不妊もあるように、ママにとっても他人ごとではありません。
だけど、体外受精などの特定不妊治療は健康保険が適用されず、経済的な負担もかなり大きなものになります。そんななか、国内初の「不妊治療保険」が誕生しました。
特定不妊治療や出産に対して給付金を支給
それが日本生命の「ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険“Chou Chou”」です。がんなどの3大疾病や死亡の保障に加え、特定不妊治療や出産に対しても保障が受けられるのです。
具体的に言うと、体外受精や顕微授精といった特定不妊治療を行うと、1回につき5万〜10万円の給付金が支給されます。給付金が出るのは12回までという回数制限はあるものの、高額な不妊治療の大きな助けになりそうですね。
さらに、この保険は出産でも給付金が支給されます。その金額も1回目は10万円ですが、出産回数を重ねるごとに増額し、なんと5回目以降は100万円に!こちらは回数制限がないので、子だくさんを目指すママほどメリットが大きくなりそうです。
加入できるのは40歳までの女性
月保険料は年齢によっても変わりますが、目安としては月額1万円くらい。不妊治療と出産のサポートということで、契約できる年齢が16〜40歳の女性となっています。保障期間は10年や20年など選ぶことができますが、保障を受けられるのは満50歳まで。つまり35歳で加入した人は最長でも15年間となります。
ただし、特定不妊治療については加入後2年、出産については加入後1年が不担保期間となっており、給付金の対象外となるので注意が必要です。
高額な医療費がかかる特定不妊治療や出産をサポートしてもらえるのはうれしいですね。これから妊活をする女性はチェックしておいて損はないはず。細かな保障内容や加入条件があるので、詳しく知りたい人はぜひお問い合わせしてみてくださいね。(TEXT:妹尾香雪)