公園でママ友と会話をしていると…
ある日いつものように公園で子どもたちを遊ばせている間、ママ友たちだけで話していたときのことです。その場には私を含め4人のママ友がいたのですが、1人だけ、4月から子どもを保育園に預けて働くママ(Aさん)がいました。
みんなで子どものことや、幼稚園の話をして、私もいろいろな情報が聞けて楽しい時間を過ごしていました。しかし、途中でAさんが先に帰ったあと、幼稚園ママのひとりが「でもAさんのとこのお子さん、かわいそうだよね〜」と言い出したのです。
保育園児はかわいそう?
私は、かわいそうって何が? と不思議に思い話を聞いていると、「Aさんって4月から子どもを保育園に預けて働くんでしょ? 幼稚園に通わせてあげられなくて、かわいそうだよね〜」とのこと。
それを聞いたもうひとりのママが「確かに! 親の都合で幼稚園に通えないのってどうなんだろうね〜」と言うと、「ね! うちはちょっと学費はかかるけど、歴史がある〇〇幼稚園にしようかと思ってるんだ」と、どんどん2人で話が盛り上がっていきました。これが噂の幼稚園マウンティングか……! と思った私は、2人をよそ目に息子とそっとその場を離れ、帰宅したのでした。
その後の私の接しかた
私は、保育園に通う子どもがかわいそうなんて全然思いません。むしろただでさえ大変な育児をしつつ、子ども供を保育園に預けながら仕事をしているママを見ると、本当にすごいなぁと思います。ママが笑顔でいることが子どもにとっても大切だと思うので、やりたいお仕事をやってイキイキとしていたらそれもすごく素敵だなと思います。
それなのに同い年の子を持つママ友同士でAさんの陰口を言っているようで、正直不愉快でした。今回の件以来、例の幼稚園ママたちにはあまり会いたくなかったので、いつもの公園に行く時間をずらすなど、遭遇しないよう気をつけるようになりました。
その後、息子は無事幼稚園に入園。例の幼稚園ママたちの子どもとは別の幼稚園になり、会う機会も減ったので少しホッとしました。私は、幼稚園に通うことも、保育園に通うこともどちらが正解だとは思いません。息子は幼稚園に入園しましたが、今後も保育園ママに対して同じ育児仲間として接したいと思います。
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監修/助産師REIKO
作画/山口がたこ
著者:小野 美穂
5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
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