お花を買ってきてくれる【語呂合わせで】
夫が車でラジオを聴いていると、例えばこのような内容が流れてくるそうです。「今日は11月22日、いい夫婦の日です」とか「今日は1月31日、愛妻の日です」など。夫はそのラジオから流れてくるメッセージを聴いて、「今日は◯◯の日だから、妻にお花を買って帰ろう」と思い立って、よく私にお花を買ってきてくれます。
私は普段、ラジオを聴く習慣がありません。そのため、以前は、お花を買ってきてくれた夫に「今日は何の日だっけ?」とよく聞いていました。でも、そんなことが何年か続くうちに、今では私も「今日は◯◯の日だね」と、語呂合わせの日を覚えられるようになってきました。
このように、夫はラジオを聴いてしょっちゅう私にお花を買ってきてくれるのです。
お花を買ってきてくれる【記念日に】
夫は結婚記念日などの記念日にも、必ずお花を買ってきてくれます。
ある年の結婚記念日、私はパート仕事に行っていました。その日はたまたま夫よりも帰りが遅く、私が帰宅すると、リビングの花瓶にはきれいな花束が飾られていました。私が「ありがとう!」と言うと、夫は「君のほうが早く帰ってくると思ってたんだけどなぁ」と少し残念そう。
私のほうが早く帰宅すると思った夫は、私を喜ばせようと一旦家に帰り、リビングのテーブルに花束を置いて、また仕事に出かけたそうです。しかし、夫が帰ってくると私がまだ帰ってきていなかったため、花束を花瓶に入れてくれたとのこと。
夫は残念そうではありましたが、ちょっとしたサプライズで、夫が私を喜ばせようとしてくれていたんだなと思うと、私はとてもうれしくなりました。
ついに花屋の店員に覚えられる
お花を買うときはいつも同じ店に行って買ってくる夫。私はガーベラが好きなため、花束にするときには必ずガーベラを入れて作ってもらっていたようです。
そして、ある日、夫がお花を買いにお店に行ったとき、花束を作ってほしいとお願いする前に、店員の方から「ガーベラをお入れしますね!」と言われたそうです。
店員さんが夫のことを覚えてくださっていたこと、店員の人が覚えてくれるほど夫は花束を買ってきてくれていたんだなということを改めて感じ、とてもうれしく感動しました。
結婚して12年。新婚当初から変わらず、何かあるたびに花束を買ってきてくれる夫。
今も、仕事帰りに作業着で花屋に行き、私の好きな花を選んで買ってきてくれる夫に、変わらないやさしさを感じています。夫がお花を買ってきてくれるたびに、私も夫を大切にしたいという思いが強くなります。
著者/澤井しのぶ
イラスト/sawawa
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