謎の手紙の差出人が分からないまま、日にちだけが過ぎていきました。
しかし、手紙は相変わらずつむ田さんのマンションのポストに投函されているほか、その内容は日に日にエスカレート……。
心の限界を感じたつむ田さんは、急いでマンションの管理会社のファイルを探すことに。
そして早速問い合わせてみると、お兄さんの返答は「月末の住民の会議の議題に回しておきますね」というものでした。
月初めということもあり、「もう少し早めに対応してもらえないですか?」と急いで欲しい旨を伝えるつむ田さん。
しかし、「被害は今のところその手紙だけですよね?何かを傷つけられたり、壊されたりしたわけではないんですよね?」と言われ、被害がなければすぐには対応できないと、一方的に電話を切られてしまったのでした。
直接の被害はないけれど、それじゃあ私の心は…?
実際に物を壊されたり、直接罵声を浴びせられるといったことはなかったものの、
つむ田さんの心は確実に手紙の誹謗中傷によって、
疲れて切っていたのでした。
そんなある日、またポストに手紙が……!
その日の手紙は、「非常識親子出て行け」という
ショッキングな内容のものでした。
次の翌朝、子ども達の送りを終わらせると、
やはりあの手紙のことが気になってしまったつむ田さん。
しかし、ポストへ向かおうとすると、
トナリさんの話が始まってしまいました。
すると、つむ田さんの足は自然と止まってしまったのでした……。
いきなりポストを開けて「非常識親子出て行け」と書かれた手紙が入っていたら、いくら差出人が不明でも傷ついてしまいますよね。皆さんはどう思いましたか?