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子どもをうまくしかれない! どうやったら言うことを聞いてくれるの?

「子どもはほめて育てたほうがいい」と言いますが、悪いことをしたときにはきちんとしからなければいけません。そのときに重要になってくるのが、しかるときのママの感情や気持ち。感情的に怒るのではなく冷静に、そして子どもの思いや考えにもきちんと耳を傾けましょう。何よりも「わかってもらいたい」というママの真剣な姿勢がとても大切です。

 

こんにちは。日本コミュニケーション育児協会の珠里友子です。「子どもはほめて育てたほうがいいと言われているし、できることならそうしたい」と思っているママは少なくないですよね。

 

なのに、子どもがなかなかいうことを聞いてくれず、しかってもいいのか、どうやってしかれば子どもが言うことを聞いてくれるようになるのかが分からなくて困っているママもたくさんいるのではないでしょうか。今回は、子どものしかり方についてお話いたしますね。

 

子どもはしかっちゃいけないの?

「子どもはほめて育てたほうがいい」っていうことは、しかっちゃいけないっていうこと? と思うママもいると思います。いえいえ、悪いことをしたときは、きちんとしかってあげてくださいね。このときのママの感情や気持ちが大切なのです。

ママがイライラして怒っていたり、「なんでわかんないの。いいかげんにしてよ!」「もう、恥ずかしいからやめてよね」などという気持ちで、感情的になって伝えるのはしかっているのではなく、怒っているだけになってしまいます。ですので、まずはひと呼吸おいて冷静になりましょう。

 

子どもの思いや考えも受け止めてから伝える

そして、お子さんの目を見て真剣に「やってはいけない」といことを伝えるようにしましょう。このとき、お子さんが自分の思いや考えを伝えようとしていたら、さえぎらずにきちんと耳を傾けましょう。

 

そして「それは違うよ」と否定するのではなく「○○はそう思ったんだね」というように、いったん子どもの思いや気持ちを受け止め、なぜやってはいけないのかを伝えるようにしてくださいね。

 

とっさに大きい声が出てしまってもOK

とはいっても、目の前で子どもが守るべきルールが守れなかったり、お友だちにいやなことをしたりすると、つい大きな声が出てしまうときもありますよね。大きな声を出してしまうと「あ、叫んじゃった」と逆に一瞬冷静になりませんか。その一瞬を逃さないでひと呼吸。そして、ルールを守れなかったり、お友達に嫌なことをしていたら一緒に遊べないことを伝えるといいでしょう。

 

子どもをしかるときのポイント

■ママの感情や気持ちが大切
■感情的にならず冷静に
■子どもの思いや考えを受け止める
■目を見て真剣に伝える
■なぜいけないのかをきちんと伝える

子どもにやってはいけないことを伝え、わかってもらうには、スキルよりも「わかってもらいたい」というママの真剣な姿勢がとても大切で一番伝わります。

 


日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。

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