身内や友だちの妊娠・出産の報告ラッシュに落ち込む私。救ってくれたのは夫のある言葉だった…

不妊治療は、精神的にも身体的にも金銭的にも心の余裕がなくなり、どうしてもイライラしたり、悲しくなったりすることが多くなってしまいます。家族や友だちの妊娠・出産の話を聞いても心から祝福することができずにいました。しかし、そんな私に夫がある言葉をかけてくれて……?

結婚して2年、不妊治療開始

なかなか子どもができなかった私たちは、結婚して2年経ったころから不妊治療を始めることにしました。夫婦ともに妊娠できる体なのかを調べる検査から始まり、タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精とステップアップさせたのですが、なかなか妊娠することができませんでした。  
 

顕微授精にトライ

しかし、顕微授精にトライして、1回目で一度だけ妊娠することができました。妊娠6〜7週ごろに赤ちゃんの心拍が初めて確認できて、すごくうれしかったことを覚えています。それと同時に、つらい不妊治療からも解放される喜びもありました。「次に心拍が見えたら、そろそろ母子健康手帳をもらいに行こうか」と主治医から言われ、次の健診を楽しみにしていました。

 

 

赤ちゃんの心拍が妊娠11週で…

しかし、前回健診で見えていたはずの赤ちゃんの心拍が妊娠11週で見えなくなっていました。主治医から「今回は残念だった」ということを告げられ、涙が止まらなくなった私。別室で落ち着くまで泣かせてくれて、看護師さんもあたたかく励ましてくれました。

 

採卵と顕微授精の繰り返し

その経験のあとも不妊治療を続けましたが、なかなか妊娠できず……。再度妊娠できるまで、採卵と顕微授精を繰り返しました。しかし、先の見えない不妊治療に、精神的にも身体的にも金銭的にもしんどい状態に。

 

そういうときに限って、テレビを見ていても芸能人の妊娠・出産情報が流れたり、特番やCM、ドラマでも赤ちゃんのシーンがよく目についたりしました。

 

妊娠・出産の報告のラッシュは…

そして、姉や職場、親しい友だちの妊娠・出産の報告のラッシュ。SNSは子どもの育児日記ばかりになりました。家族のLINEグループには姉から子どもの画像がたくさん送られてきます。そして私の両親はそれを楽しみにしていました。

 

子どもができない私には、どれも見るのがつらかったのでできるだけ見ないようにしていました。そんな精神状態で、姉や友だちの出産を心から「おめでとう」と言えず……。そんな風に思っている自分にも嫌気がさして、またそれについても落ち込んでしまうという悪循環に陥っていました。

 

しかし、そんな中、夫がかけてくれた言葉に私は救われました。夫につらさを話したところ、「遅くなっても祝えるときがきたら、祝ったらいいやん」と言ってくれたのです。夫のこの言葉を聞いて、「確かにそうだな」と私は思いました。心に余裕がなかった私は、そんな簡単なことにも気がつかなかったのです。

 

友だちから出産の連絡が来ることはまだありますが、夫のその言葉を聞いてからは心がラクになり、穏やかな気持ちで聞けるように。その後、2〜3年の不妊治療を経て、双子の赤ちゃんを産むことができました。
 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 REIKO


著者:吉田 洋子

2022年生まれの双子ママです。2〜3年不妊治療をしていました。

 

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