入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていなかったハナ。当たり前ですが、次第に空腹を訴えるようになってきて、そばにいる親としてもかなり切ない思いでした。
マジか!飲食禁止の3歳児が食べてしまったアレとは…
ハナに気をつかって、付き添っている私たちも、ハナの前では何も飲んだり食べたりしないようにしていました。これがなかなか大変で、ハナが寝ている隙にちょっと水筒のお茶とかを飲んだり、ダッシュで食事可能なスペースに行ってお弁当をかきこんだり、なにかと気忙しい感じでした。
そうやってハナの前には飲食物を置かないようにしていたのにもかかわらず、まさか食べられる物(?)がベッドの上にあったとは〜! 完全に盲点でした。幸い大事になることはなくホッとしました。
それにしても、両手は点滴などを固定するために包帯でぐるぐる巻きにされていて、指はほとんど動かせなかったはずなのに、いったいどうやったのか……。今振り返ると、食へのすごい執念を感じます。