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「ロタが原因だと脳へのダメージを受けることが多い」再検査を受けると…【娘が脳症になったとき #20】

「娘が脳症になったとき」第20話。風邪症状で受診、そのまま入院となった娘さん。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていない状況が続き……。

再びハナの精密検査がおこなわれることになりました。

「ロタウイルスが原因の脳症の場合、小脳にダメージを受けることが多い」と医師から説明を受けきたのですが……

 

精密検査の結果は…

娘が脳症になったとき #20

 

MRIでの検査の結果は異常なし。小脳にもダメージがなかったと聞き、ホッとしました。

しかしハナの状態はほとんど変わらないまま。「どうしたら良くなるんですか?」と聞くと、「見守るしかない」との回答。なんとかしてあげたい気持ちをグッと抑えて、そばにいることしかできませんでした。

 

検査結果を受けてか、ハナへの投薬が減らされ、数日ぶりに右手が自由になりました。これでお絵描きしたり、本のページを自分でめくったりと、できることが増えるかもなあと喜んだのですが、同時に右手の攻撃力もアップ。ずっとベッドにいて食事もできずイライラすることが増えた娘は、何かと私にだけ当たってくるようになりました。叩かれても強く叱るわけにもいかず、泣き喚く娘をなだめ続けるのは、なかなか大変でした……。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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