お気に入りのペイペイ
元気いっぱいな2歳の娘。話し始めたころころから『ペイペイ!』を気に入り、車の中などでもよく言っていました。
私がお買い物や外食で支払いをすると、うれしそうに「ペイペイ?」と聞いてきます。
やさしい世界に救われた!
ある日、家族4人で地元の小さなラーメン屋さんで食事をした際、夫が支払いのためにレジへ行くと、娘はうれしそうについていき、いつものように「ペイペイ?」と聞きました。
お店の方が「ごめんね、現金だけなの」と返してくださり、夫が現金で支払うと……。
「ペイペーーーーイ!」と、しゃがみこんで号泣する娘……。
なかなか泣き止まず叫び続け、いたたまれなくなりましたが、周りのお客さんが「かわいいー! PayPayがいいんだ」、「イマドキの子どもだね(笑)」、「 PayPayじゃなくて残念だったね」と、やさしい言葉をかけてくれました。
お店の方が「ごめんね、PayPayなくて」と声をかけてくださり、申し訳ない気持ちもありましたが、その場にいたみんなが笑顔になっていてホッとしました。
イヤイヤ期のわがままに疲れきっていましたが、親としてはうんざりする出来事でも、「周りの方のやさしい反応に救われることもあるのだな」と実感しました。
著者:ぽんぽこ
2歳と4歳の2児の母です。 事務職のパートで働きながら、子育ての戦いに毎日敗れております……。