しかしひょんなことから、ついに謎の手紙の犯人と遭遇してしまうことに…‥!
犯人は、107号室に住むナナメさんでした。
ナナメさんは自分の庭に何度か女の子の人形が落ちていたのが気にくわず、「迷惑している」と主張。
しかし、つむ田さんは娘さんをベランダに出したこともなければ、家の中にある人形の数も減ってはおらず……。
そういった事実も話し、「お庭に人形を落としたのは娘じゃない」と伝えるのですが、ナナメさんに話が通じることはありませんでした。
今回のやり取りで、ナナメさんは人の意見に耳を傾けない人だということが分かると、足早にその場を去ることに。
家に帰ると娘さんが「ママ―。変な音がする」とベランダを指差してきました。
つむ田さんは、早速ベランダのほうを確認するのですが…!?
「変な音がする」ベランダを確認すると、そこには……!?
窓を開け、ベランダに行くと、小さな子どもの手が見えて、
女の子の人形を落としていました。
思わず仕切りをのぞき込むと、そこにはトナリさんの息子、
ナゲル君がベランダに出ていたのです。
「何してるの!?危ないから今すぐ降りて!」
「はーい」
つむ田さんの言葉に従うナゲル君。
「ねぇ、今何してたの?」
「ママがいらないおもちゃをもらってくるから捨ててた」
つむ田さんの質問に対して、ナゲル君はこう答えるのでした。
変な音の正体はナゲル君が人形を投げていた音でした。しかし、まさか子どもがひとりでベランダに出て人形を投げているなんて、想像もつかなかったのではないでしょうか。また、こういったことは、転落事故にもつながりかねません。家の中の施錠は普段からしっかりとしておきたいですね。