保育園のお迎えの帰りに、急にけいれんを起こしたふたばくん。そらさんは急いで救急車を呼びました。救急車を待っている間に、夫にもふたばくんがけいれんを起こしてしまったことを伝えます。
そのとき母子健康手帳を忘れてきてしまったことに気が付いたそらさんは、夫が届けてくれるというのでお願いすることに。
真冬の時期で寒かったので、車内で救急車を待っていると、ふたばくんの意識が戻りました。そして、救急車の音が近づいてきたと同時に、夫も到着。
しかし、夫は肝心の母子健康手帳を忘れてきてしまいました。そらさんは「そんなことある……?」と言いたい気持ちをぐっと押さえました。
夫が、家に母子健康手帳を取りに戻るのを見送ると、すぐに救急車が到着。救急車に乗り込んで、救急隊員の方にいくつか質問をされて答えるそらさん。そして、ふたばくんの熱を測ると38度と、発熱していたことが判明しました。
最初はご機嫌で救急車に乗っていたふたばくんでしたが、だんだん怖くなってきたのか、事態は急展開を迎えてしまったのです……!
病院に着いたら下に降ろそうと思ったけれど…
ふたばくんは、大好きな救急車に乗ることができて、最初は興味津々でキョロキョロしていました。しかし、見慣れない器械を目にするうちに、だんだんと怖くなってきてしまいました。泣き出して、今座っている場所から降りたいと言ってきたのです。
泣き出して、今座っている場所から降りたいと言ってきました。地面に一瞬でもおろしてあげれば泣き止むことは、そらさんには容易に想像ができました。
しかし、ふたばくんの靴を車に置いてきてしまったことを思い出したそらさん。降りたくても降りられずにヒートアップしていくふたばくんを抱っこし、「つんだ……」と反省するのでした。
救急隊員の方も、慣れているのでいろいろな方法でふたばくんをあやしてくれるのですが、「おりる!!」と言ってふたばくんには効果なし……。
そんなこんなで、病院に到着。そのときそらさんは、夫に病院の場所を伝えていないことに気が付き、急いで病院名を送信。ふたばくんのかんしゃくがすごくてそれどころではなかったのです。
診察になるとやっと落ち着いたふたばくん。ふたばくんが何かできると、すぐに褒めてくれて診察がスムーズに進んでいきます。それを見て、そらさんは小児科の先生、看護師さんのチームワークの良さを感じました。
診察を終え、「30分病院で待機して、その後何もなかったら家に帰って大丈夫です」と先生から言われたそらさん。
近くのベットに案内され、ふたばくんを寝かせようとしたら、イヤイヤモードが発動。こうなったふたばくんは、もう止まらないのです……。
◇ ◇ ◇
救急車で無事に病院へとたどり着いた、そらさんとふたばくん。診察の結果、30分病院で待機してその間に何もなければ家に帰っていいということに。診察を終えてからの先生のお話で、「入院」という言葉が出てきました。熱性けいれんで入院する可能性もあるとのこと。それを聞くと、少し身構えてしまいますね。