こんにちは。日本コミュニケーション育児協会の珠里友子です。お外はだいぶん寒くなり、赤ちゃんとゆっくりお風呂に入りたくなる季節になりましたね。それなのに赤ちゃんがお風呂に入ると“大号泣”ということも少なくないようですね。そこで今回は、お風呂嫌いな赤ちゃんをお風呂好きにさせちゃうコツをお伝えいたしますね。
お風呂に入るときに気を付けてあげたいこと
お風呂には赤ちゃんがビックリして怖くなってしまう要素があります。まずはそこに気を付けてあげながらお風呂に入ることをおすすめいたします。
1.新生児のときは沐浴布を使いましょう
生まれたての赤ちゃんは包み込まれると安心感を覚え、逆に裸にされたり、何もないところで寝かされたりすると不安を感じるようです。ですので、沐浴布は胸から足もとまでかけてあげるといいでしょう。
また入浴する際は、急に湯船につかるのではなく、抱きかかえて足もとから少しずつ胸に向かって移動しながら湯をかけてあげてから、赤ちゃんをさらに胸に引き寄せて、湯船につかると安心感が増すようです。そのあと、赤ちゃんの様子をみながら胸から離し、お湯のゆらゆら揺れる感覚に慣れさせていくといいでしょう。
2.反響する音に気を付けてあげましょう
赤ちゃんはお風呂の反響音にビックリして、不安に感じることが多いみたいです。たとえばシャワーの音です。お風呂に慣れるまではなるべくシャワーは使わないようにするといいでしょう。また、ママが「赤ちゃんが怖がらないように」「楽しくなるように」と、いつもより少し高くハッキリと大きめな声で赤ちゃんに話しかけると、少しビックリしてしまうようです。ですので、お風呂ではやさしくソフトにささやきかけてあげるといいでしょう。
3.赤ちゃんが楽しい雰囲気づくり
赤ちゃんが喜ぶおもちゃはもちろんですが、赤ちゃんとお話や歌を歌いながら入るのはとてもおすすめです。たとえば「お風呂って気持ちいい~」「ママと入るお風呂って楽しな~、体がピカプカ浮くんだもん」など、湯船につかっている状況や、「○○ちゃんのおてて♪ ○○ちゃんのあんよ♪ ○○ちゃんのおしり♪」と歌いながら体を洗ってあげるといいですよ。お風呂に入っている間、ママの声が聞こえていると楽しいうえに、安心もするのでぜひやってみてくださいね。
ママはゆっくり入っていたいお風呂ですが、赤ちゃんの入浴時間は10~15分ほどといわれています。長湯は赤ちゃんの体の負担にもなりますのでお気を付けくださいね。
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。