替えられないナプキン
大学時代、たまに派遣バイトでイベントのスタッフをしていた私。アクシデントが起きたのは、とある夏の日に、生理と野外イベントが重なってしまったときのことです。
汗っかきの私は夏になると大量の汗をかいてしまい、気持ち悪いと感じるほどナプキンの中が蒸れてしまうことも。できるだけ短い間隔でナプキンを替えたいのですが、スタッフとして働いている以上なかなかその場を離れられず、その日は朝に行ったきりトイレに行く時間がまったく取れませんでした。
夏の野外なのでたくさん汗をかき、ナプキンの中の気持ち悪さは増していくのですが、どうすることもできません。
トイレに行くと皮膚がかぶれていて…
昼過ぎになってイベントスタッフの休憩時間がきたので、私はやっとの思いで4〜5時間ぶりにトイレに行くことができました。しかし、温水洗浄便座を使って洗浄し、ナプキンを替えてもデリケートゾーンの不快感はあまり消えてくれません。
はじめは、「生理中だからこんなこともあるかな」と軽く考えていたのですが、仕事を再開すると、だんだんとかゆみを感じるようになり……。少し経ったあとに「デリケートゾーンがかぶれてしまっているんのかも」と気づいたのです。
それに気づくと、なんだか余計にかゆみが増してきてしまいました。
イベントスタッフ終了後、薬局へ猛ダッシュ
やがて猛烈なかゆみに襲われるようになり、なんとかして一刻も早くデリケートゾーンのかゆみから逃れたかった私は、一緒に働いていた友だちに解決策を相談。すると、「私も前に同じようなことがあった! この薬おすすめだよ」と、デリケートゾーンがかぶれてしまったときに使える塗り薬を教えてくれたのです。
そして、イベントスタッフ終了後、私は会場を出て薬局へと猛ダッシュ! 友人にすすめられた薬を購入し、女子トイレに駆け込んで急いで使用しました。すると、かぶれ自体はすぐには治らなかったものの、かゆみはだいぶマシになったのです。
夏場になると、生理中にどうしてもナプキンの中が蒸れてしまう私。夏場のデリケートゾーンの管理はとても厄介。かぶれがひどくなったら病院に行くことも視野に入れていましたが、ことなきを得てよかったです。
著者/橘純香
イラスト/おんたま
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