電撃婚を決意
私たち夫婦はもともと知り合い程度だったところから、突然の連絡から再会することになり、そこからトントン拍子で電撃結婚をすることになりました。結婚を決意したのはひと言で言うなら「気が合う」という点。一緒に居て居心地がいいところや、ノリがいいところ、波長が合うような感覚が大きかったからです。
お互いに楽しいことが大好きで一緒に過ごす時間は笑いがたくさんあり、普段から冗談ばかり言って笑わせてくれる夫なので、結婚しても楽しく暮らしていけると思ったことも結婚を決意した理由です。
夫が真剣に聞いてほしかった話の内容
そんな夫と交際0日婚を決意したのですが、結婚が決まったある日、「話しておきたいことがあるから落ち着いてしっかり聞いてほしい」と真剣に言われたことがありました。普段はそんなことを言う人ではないので、私はよほど重要な話があるんだろうと思い真剣に話を聞くことにしました。しかも、電話では話しにくい内容だと言うので、翌日彼の家に行って聞くことになったのです。
翌日、彼が真剣に伝えてくれた話の内容というのは、自分が入っている生命保険の内容でした。どんな内容の保険に入っていて、いくら払っているのか、掛け捨てなのか貯蓄型なのかということや、死亡したとき、病気になったときや入院したときなどにどんな保証があるのかなどを細かくすべて説明してくれました。
普段そんな感じの人ではないのでそのとき意外な一面を知りびっくりしました。
結婚前から結婚したときの想定をしていた夫
夫は医療関係の仕事をしていることもあり、入院している人や思いがけない病気になる人に関わる機会が多くあります。そのため、自分に何かあったときに家族や子どもたちが困ってはいけないと思い、備えていると言うのです。
それは私との結婚が決まる前から準備されており、いつか結婚したときのために早く加入しておいたほうが良いと思い、「人生においての準備」という意味合いで始めておいたそうです。
結婚してからも保険の見直しは欠かさず定期的におこない、今の自分に合った保険に加入できているかを確認しています。
今では夫は「保険を大事にしている」ということを知っていますが、今でも最初にこの話しを聞いたときの衝撃は忘れられません。
私自身は夫とは正反対で、保険のことは無頓着でよくわかっていませんでした。病気や死亡という話も、どこか自分にはまだほど遠い話のような気がしていたのです。保険には無関心だったからこそ、この人を結婚相手に決めてよかったと思っています。今では私の保険の内容も一緒に見直してお互いのためにも娘たちのためにも備えておこうと話しています。
著者/sugar111 佐藤 幸代
イラスト/マメ美
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