朝ごはんはゼリーがいい!
末娘は1歳半を迎えたころから、「ごはんなにがいい?」と聞くと、「ゼリー!」と答えるようになりました。「ゼリーはごはんじゃないなあ。うどんでもいい?」と聞こうものなら、「ゼリーがいいの!」と答えが返ってきます。よくお話ができるようになり、主張も強くなってきた末娘に、私もお手上げ状態です。
末娘がゼリーを食べたがっているとき、7歳になるお姉ちゃんが、「私ならきっと食べさせられるよ」と手を差し伸べてくれました。半信半疑でお姉ちゃんに、末娘用のうどんを乗せたスプーンを渡すと、なんと「イヤイヤ」はピタッとやんで、パクッとひと口、うどんを食べたのです。その後もお姉ちゃんは次々うどんを口へ運んでくれ、末娘はうどんを完食することができました! このときほどお姉ちゃんに感謝した日はありません。
おむつはお兄ちゃんとはく!
5歳の息子は、末娘がおむつをはきたがらないときのピンチヒッターです。なかなかはかず、末娘のおしりと追いかけっこしている母を見るとすぐに駆けつけ、「○○はぼくとはきたがっているんだよ」と言っておむつをはかせてくれます。
お兄ちゃんが来れば末娘はパッと気持ちを切り替え、足を差し出します。最近では、「○○(兄の名前)と!」と、末娘のほうからお兄ちゃんとはくアピールをすることも出てきました! こんな形で、わが家の末娘のイヤイヤ期を乗り切るために、きょうだいの存在は必須となっています。
イヤイヤが収まらず困ったときは…
お兄ちゃん、お姉ちゃん大活躍のエピソードを紹介してきましたが、そううまくいかないときもあります。そんなときには、末娘の大好きなキャラクターの絵を見せて、「ほら、○○が見てるよー!」と言うと、ごはんを食べてくれることも。
また、カバや、ゾウが大きく口を開けている写真や絵を見せると、末娘はまねをして、大きく口を開けてくれることがあります。具体物を使うことで、イヤイヤしていても、「ん?」とそちらのほうに目がいき、気持ちを切り替えることができるようです。
とにかく末娘の話を聞く!
末娘は、小さなときから気持ちを受け止めてあげると、「うん」と言い、納得できる傾向にあります。そのため、自分の主張がわかってもらえないことでイヤイヤが加速する前に、とにかくママが末娘の気持ちを受け止めながら、しっかり話を聞くようにしています。
そうすることで、末娘も納得して次へと気持ちを切り替えてくれるので、ストレスをあまり感じずに済んでいます。第2子まではそんな余裕はあまりなかったのですが、第3子にしてやっと、会話の大切さに気づくことができました。
イヤイヤ期の末娘は何か言うとすべてにイヤ!と答え、首をフリフリ。末娘のイヤイヤの理由がわからないと、つらくなることもときにはあります。でもそんなとき、きょうだいがいると、思わぬところで助けてくれ、スムーズに物事が進むといううれしい出来事もあります。きょうだいたちが間に入ってくれることで、末娘とのバトルは一時休戦。ちょっと間を置くことで、末娘のイヤイヤも落ち着いて、きょうだいたちには感謝です。
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著者:澤口紗枝
7歳女の子、5歳の男の子、1歳の女の子のママ。夫と子ども3人の5人暮らし。あったかで優しい家庭を作るのが目標。趣味は子どもとお出かけすること。