右胸の手術を終えたこほこさんは、病理組織診断の結果からホルモン療法を始めてることに。タモキシフェンという薬を毎日欠かさず飲む必要がありました。
しかし、タモキシフェンを服薬して3〜4時間は吐き気や眠気でダウンしてしまい、何もできないようになってしまったのだそう。
コロナ禍で会えない母からの電話
相変わらずタモキシフェン服用後の体調不良に悩んでいました。飲む時間を昼にしてみたのですが、やっぱり気持ち悪くなる……。
寝る前だと飲み忘れてしまう可能性があると思い、タモキシフェンの服用時間を決められずにいました。どうしたものか……と格闘する毎日です。
手術から1カ月たっていたようで、母からの電話でそのことに気付きました(笑)。コロナ禍で会うことができず、母はとても心配してくれていました。
体の調子も快方に向かっているので、近々帰省しようかな。
この日、私はインスタグラムで自分の闘病記を公開することにしました。私の経験が誰かの支えになればいいなと思っています。
乳がんになって手術をすると決まったとき、同僚や友人にはそのことを伝えずにいました。コロナ禍で人と会うこと自体が減っていたので、ポロッと打ち明ける機会がなかったのです。
年に1回会っている遠くに住んでいる旧友が「今年も会おう!」と計画を立ててくれようとしたので、そこで病気のことを話すことになりました。もっと早く回復して必ず会う! とモチベーションが上がりました。
だんだん職場復帰について考えることも増え、お世話になっている別部署の先輩にも病気について伝えてみました。すると、先輩と同じ部署の人も乳がんを経験していて紹介してもらえることになりました。
そして、まさかの先輩自身も乳がんの治療をしていたのだそう! とても身近な病気なのだと気付かされました。
入院前、職場復帰は大体1カ月ちょっとくらいでできるかな〜と思っていました。しかし、ホルモン療法による体調不良や会社の組織体制が変わって慌ただしかったりしたこともあったので、結局2カ月間休職しました。
上司も「無理せずしっかり療養してね」と何度も声をかけたりしてくれてとてもありがたかったです。
退院後は自宅で職場のメールをチェックしたり、Zoomでのミーティングをのぞいてみたりして仕事からは離れないようにしていました。こんなふうに自宅からでも仕事に関われるオンラインの発展に感動!
1カ月以上休むと仕事で使うパスワードを忘れ始めて、働く感覚も薄れてきてしまっていました。仕事が面倒に感じてしまい、働きたい私とゆっくりしたい私が心の中で戦っていました(笑)。
手術から1カ月が経過し、徐々に日常を取り戻していたこほこさん。2カ月が経過するころには職場復帰をする予定になり、オンラインで職場の様子を見たりメールチェックをすることで仕事からは離れないように意識していたのだとか。母や友人、職場の人の温かさを感じたこほこさん。病気のとき、やさしくしてくれる人がいることはすてきですよね。
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