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「朝イチは元気だけど」服薬を開始するも眠気や吐き気に悩まされ #乳がん絵日記 27

「乳がん絵日記」第27話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。ホルモン療法でタモキシフェンの服用を始めたこほこさん。服薬後に体調不良を感じるようになってしまい……。

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医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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こほこは右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、右胸の全摘と左太ももの組織を使った再建手術を受けました。病理組織診断の結果を踏まえ、ホルモン療法を開始しましたが、不調を感じるようになっていたのだそう。

 

ホルモン療法の副作用として、船酔いのような気持ち悪さに襲われていたこほこさん。一方で体はどんどん回復していました。

 

ホルモン療法を開始するも不良を感じ

 

#乳がん絵日記27

 

術後26日目、退院して2週間がたちました。

 

タモキシフェンという薬を朝食後に飲んでいたのですが、服薬後3〜4時間は船酔いのような気持ち悪さと眠気に悩まされていました。

 

昼過ぎくらいになるといつも通りになるのですが、復職したときに吐き気や眠気があったら困る。服薬時間に決まりはないので、夜に飲んだほうがいいのかもしれないと思いました。

 

朝、布団から起き上がるとき壁伝いに立ち上がっていたのですが、ようやく自力で起き上がれるようになりました!

 

左足で自分の体重を支えられるようになり、正座もそこそこできるようになりました。お茶の稽古に通っていたので、この調子で回復すれば復帰も間近だなとうれしくなりました。

 

 

#乳がん絵日記27

 

再建した右胸は、傷の一部が壊死していたのですが皮膚が再生して徐々に普通の傷になってきていました。でも、まだ傷は完治していないので右腕は90度までしか上げられず、それ以上高く上げると痛みを感じていました。

 

退院日からしばらくは前開きのブラを着用していたのですが、このころはユニクロのブラトップで過ごしていました。

 

足から着られるし、とにかくラク!!

 

ただ、カップの下線が右胸の下半分に食い込んでいたことがありました。右胸が感覚がないのでこういうことには気を付けないといけないなと思いました。

 

右腕を上げると痛いので、着替えがラクな前開きのシャツやワンピースを買い足しました。

 

 

#乳がん絵日記27

 

左太ももの組織で右胸を再建したのですが、左太ももはめきめき回復してもう走れそうな感じになっていました!

 

傷は左太ももの内側から付け根にかけて20cmくらいの大きさでした。左太もものほうが少し細くなっており、スキニーパンツをはいてじっくり見るとわかるかな? という感じでした。

 

でも普段の生活で足をじっと見られることなんてないので、太さの差はほぼ気付かれなさそうでした。

 

元々細身のパンツを着用するタイプではないので仕事用のスーツなどを買い直す必要はありませんでした!

 

 

手術によってファッションスタイルが少し変わったこほこさん。下着や服を買い足して、なるべく右胸と左太ももの傷に影響がないファッションを意識するようになったのだとか。それ以外にこほこさんは薬の副作用に悩まされることになっていました。病気はファッションだけではなく、普段の生活にも影響を与えるので大変ですよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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