以前、チャト子さんが義父のことを悪く言ったときに怒った義姉。そんなお義姉さんが義父が大事にしているものを盗むような真似はしない。そう思っていたチャト子さん。そんなある日、アタッシュケースの中にある古びた通帳を目にします。そこには、ある文字が書かれていて……!?
本当はお義母さんが娘に渡したかったもの…?
義父から預かった通帳の中に、義母名義の古びた1冊の通帳を見つけたチャト子さん。初めは、義母がまだ元気だったころに貯めたヘソクリと思っていたけれど……。
すべてのページに目を通したとき、気になる文字を見つけます。目立たなく小さく書かれた文字が消されたような跡……。目をこらして読んでみると、「サワコにわたして」と解読できました。
これを見たチャト子さんは、いろんなことを想像します。もしかすると、義父に虐げられていたのに何もできなかった償いとして、義母が義姉に残したお金だったのかもしれない――。
そんな疑惑の念を抱いてしまったことで、何とも言えない気持ちになってしまったと言います。
大切な家族を信じたいけれど、信じられない……。そんなとき、みなさんならどうしますか?
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