ずっと憧れていた
私が通っていた小学校で、本格的に性教育が始まったのは小学4年生のころ。男女別々の教室でそれぞれの性について教えられたことを今でも覚えています。
私自身は、性教育を受ける前から、生理の存在やナプキンの扱い方は、テレビや雑誌の情報で知っていました。そして生理に対してなんとなく「大人の女性への第一歩」だという思いがあり、ちょっとした憧れを持っていたのです。
私にはまだこない
小学5・6年生になると、クラスで初潮を迎えた子がちらほら出てきました。自慢げに話す子もいれば、生理なんて嫌いとつらそうにする子もいて、生理に対する反応はさまざま。
すでに初潮を迎えていた友人から、生理がひどいときの練習は苦痛だという話を聞いて、このとき初めて生理はうれしいばかりではなく、つらいと感じることもあるのだと知りました。
中学1年生になるころには、半数以上の友人が初潮を迎えていました。しかし、初潮がまだだった私は、友人たちにように生理に悩まされることはなく、部活動に励んでいたのです。
ようやくやってきた!けれど…
そして、中学2年生の冬、下半身の不快感で目が覚めました。トイレで確認すると、その不快感の理由は経血でした。ようやく私にも生理がやってきたのです! 驚きとうれしさと、想像以上の不快感に戸惑いました。
そして、憧れだったナプキンデビューを果たしたのですが、ムレや股のもたつきが不快で仕方ありません。生理が始まって数年経ってもその不快感は変わることなく、当時あんなに憧れだった生理は月に1度くる苦痛の時間になってしまいました。
周りの友人が初潮を迎え、自分だけ生理がこないことに焦っていた私。しかし、今思い返すと、部活動や体育に集中できたため、初潮が遅くてよかったのではないかと思います。今では、わずらわしさを感じることもある生理ですが、生理があることで妊娠・出産をすることができる大切なもの。また、生理期間をうまく利用してダイエットをすることもできると聞き、体にとってマイナスなことばかりじゃないなと思うようにしています。
著者/まさの
イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子
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