子どもの入園を機にパートを開始
子どもが幼稚園に入ると、これまでの子どもにつきっきりの時間から解放されました。幼稚園に子どもが通っている時間は自分ひとりの時間ができ、家事の他にも何か始めようかと考えるように。ひとりの時間が増えてパートを始めるママ友も多かったです。かくいう私も下の子が幼稚園に入るタイミングでパートを始めました。
ママ友でパートを始める人が増えると、子どもたちが遊んでいても、家事がまだ残っているからと、パートのある日は皆で集まったりせず、それぞれの家庭ですべきことをするようになったのです。
たまにおしゃべりしたりお茶をしたりすることはあっても、子どもが小さいときのように、頻繁に一緒にお出かけするということはなくなりました。
ママ友との時間が減少
パートを始めてから、生活は家庭のことが中心でしたが、職場のことや仕事に関することも生活の一部となりました。そうすると、今までの関心事の他に知りたいことも増えて、仕事に関するお出かけもするようになったのです。
パートを始めるまでは、スーパーや子どもに関するもの、家庭に関するところばかりに出かけていました。それが今では仕事関係のお出かけが増え、行動範囲が広がったと感じたものでした。これまで、何か楽しいことや新しいお店ができたときは、一緒にママ友と話したり出かけたりしていましたが、ほとんどしなくなりました。
私は子どもが幼稚園や小学校、中学校では子どもつながりでママ友と会ったり話したり、イベントを一緒に過ごすことが多くありました。しかし、子どもが高校生になると学校も皆バラバラになり、ママ友と連絡を取らなくなっていきました。
一緒に10年間通っていたパン教室がなくなり、道で会ったときに会話する程度となり、寂しいと感じることもあれば、仕方がないことだと感じることもあります。
40代は教育費のかかる時期でもあるので、仕事に専念する人も多いと聞きます。教育費の捻出に今は励む時期なのだと割り切るようにしました。
ひとりでのお出かけや娘と過ごすように
仲の良いママ友とお出かけしたくても仕事や家庭のこと、自分の将来のために勉強するなど、なかなか私のお出かけしたいタイミングとは合いません。電話やSNSで話しはするものの、お出かけする機会が減り、無理に合わせるのもお互いに申し訳ないので、用事があるときは断ったり断られたり。
そんなこんなで、ひとりでぶらっと出かけることが増えました。結婚してからひとりで電車に乗って出かけることはなくなり、42歳で離婚後もひとりで出かけることをしていませんでした。久しぶりにひとりで電車で目的もなく、ただブラブラしに出かけることに少し戸惑ったものです。あらかじめお目当てのお店を決めて出かけてみるものの、すぐに用事が済んでしまうので、そのあとの時間を持て余していました。
ちょうど出かけるための目的を探していたところ、他県でひとり暮らしをしている娘が遊びにおいでというので喜んで行くように。電車で3時間半かけて会いに行き、久しぶりに娘とお出かけしたのですが、なかなか新鮮でこれからも娘とお出かけしたいと思いました。
まとめ
子どもがまだ幼稚園に入る前や入園間もないころは、ママ友とお出かけすることが多かったです。とても楽しく、今では良い思い出です。ママ友と縁が切れたわけではありませんが、今はお互いにすることがあり、共に遊ぶことがなかなかできません。ひとりで出かけたり、娘と出かけて今を楽しむようにしています。
また、ママ友とお出かけする日も来るかもしれません。そのときは、そのときを楽しもうと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/きびのあやとら
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著者:Y.N.
大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。