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ホットフラッシュで眠れない! そんなとき医師が処方してくれたものとは #乳がん絵日記 36

「乳がん絵日記」第36話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、右胸の全摘と再建手術をおこなったこほこさん。術後、ホルモン療法を始めたところ、こほこさんにある悩みが出てきて……。

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医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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私は2021年2月に乳がんだと告知され、4月に右胸の全摘と左太ももの組織を使った乳房の再建手術を受けました。その後、病理組織診断の結果を踏まえてホルモン療法をおこなうことになりました。

 

このホルモン療法は女性ホルモンであるエストロゲンを抑えるものなので、生理が止まったり、更年期症状のようなものが出たりするなど私の体にはさまざまな変化が出ていました。

 

ホットフラッシュで何度も目が覚めて

#乳がん絵日記36

 

私はリュープリンという注射とタモキシフェンという飲み薬を使用してホルモン療法をおこなっています。

 

ホルモン療法ではエストロゲンの生成を抑えるので、生理も来なくなりますし、更年期症状のようなものも起こるようになります。

 

このとき、ホルモン療法を始めて2カ月以上がたっており、私が感じているほてりもホットフラッシュだろうということでした。

 

季節も夏に近づいていたところにホットフラッシュが重なって、私は暑さで夜中に目が覚めてしまうように……。熟睡できなくなり、少し困っていました。

 

そこで、更年期におすすめだという大豆イソフラボン由来のエクオールというサプリを飲んでもいいかと主治医に聞いてみたところ、それを試してみてもいいけど、ひとまず漢方を処方してもらえることになりました。

 

処方してもらったのは加味逍遙散(かみしょうようさん)というもので、1日3回飲むように言われました。この漢方は私の体に合っていたようで、ホットフラッシュは少し落ち着いて、夜も眠れるようになりました。

 

ホットフラッシュ以外にも頭がぼんやりしたり体のだるさも感じていたので、それに効くものはないか相談してみました。すると漢方も飲み合わせで肝臓に影響が出たりする可能性があるので、一緒に処方することはできないのだとか。

 

一番の悩みだったホットフラッシュについて改善できたので、ひとまず様子を見ることにしました。

 

 

#乳がん絵日記36

 

手術から4カ月後にコロナワクチンの接種をしました。その1カ月後に2回目の接種をして、腕の痛みや熱などの副反応も出ました。

 

その後、手術をした右胸や自家組織を採った左太ももへの影響は特にありませんでした。

 

2回目のワクチン接種から44日後、乳腺外科で定期検査を受けていると主治医が何やら左の脇を入念にチェックしていました。

 

#乳がん絵日記36

 

どうやら、ワクチンを打った手術をしていないほうである左側のリンパが腫れているとのことでした。

 

これは後から調べてわかったことなのですが、マンモグラフィーや乳房超音波検査はワクチンの接種前か接種後6〜10週空けてから受けるのが望ましいのだそう。

 

私は接種から6週間空いていたのですが、もう少し早く打っておけばよかったと後悔しました。

 

 

こほこさんはリュープリンという注射とタモキシフェンという飲み薬によるホルモン療法を受けているのだそう。ホットフラッシュを抑える漢方を処方してもらったものの、飲み合わせの都合で追加の漢方の処方をしてもらえなかったこほこさん。何か新しい薬やサプリを飲みたいときはしっかりと医師に相談することが大切ですね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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