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「やり返せって!」父と意見が食い違う母。嫌がらせを受ける息子に提案したことは?【君が好き】12

「君が好き」第12話。誰とでも気さくに話せるソウと、友だちの輪になかなか馴染めないレクト。2人は、ソウがレクトに声をかけたことをきっかけに、放課後の公園で遊ぶようになりました。ソウにとってレクトは友だちの1人にすぎませんが、レクトにとってソウは唯一の友だち。2人の関係には温度差があり、ソウが習い事を理由にレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。くつ箱に紙くずを入れられたり、足をかけられ転びそうになったり……。そんなことがありながらも、ソウはやり返すこともなく、黙ってやり過ごしていました。

ある日、ソウの服を洗濯しようとしたソウのお母さんは、ポケットから“バーカ”と書かれた紙切れを見つけてしまい、動揺しながらも、本人に「いじめられてるの?」と尋ねます

 

ソウは、「いじめではなく、レクトからよくちょっかいを出されている」と説明。そして、「オレ、いい加減ムカついてきたから、今度レクトにやられたら、やり返していい?」と続けます。ソウは、偶然お母さんに知られてしまったタイミングで、“やり返したい”という気持ちが生まれますが……。

 

息子に“友だちにやり返していいか”と尋ねられた母は…

君が好き12

 

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「や、や、やり返すぅぅぅ!?」

 

息子から“友だちにやり返したい”という言葉を聞き、思わず大声が出てしまうお母さん。

 

「お父さんからも、やられたらやり返せって言われてるし」と張り切るソウを、「待って! ソウ、聞いて!」と落ち着かせます。

 

「嫌なことするのは、レクトくん1人?」

 

状況を把握しようとするお母さん。

 

「レクトだけ。あとはみんな仲良し」

 

「じゃあ先生に言おう。やり返したらソウも同じになっちゃうよ」と、ソウを諭します。

 

しかし、担任の先生は奥さんの出産のために3日間、不在の予定。「それでも、やり返すのは良くない」と改めて伝え、先生が戻ってくるまでは、レクトとあまり関わらないようにと、お母さんはソウに言い聞かせます。

 

そして、ソウを安心させようと、「担任の先生が戻ってきたら、私から先生に話す」と伝えましたが、ソウは不満げにムッとした様子で「はーい」と答えるのでした。

 

 

「やられたらやり返せ」と教えていたお父さんに対し、「やり返したらソウも同じになっちゃうからいけない」と諭すお母さん。どちらもわが子を思っての言葉ですが、やり返すことも、このまま何もせずにいることも、さらなるトラブルに繋がりかねません。

お母さんが言ったように、“トラブルが起きたら、まずは先生に相談する”というのも、選択肢として提案してあげたいところ。子ども同士のトラブルとはいえ、嫌がらせやいじめは絶対に放ってはおけない問題です。子どもが毎日、楽しく学校に通えるように親として何ができるのか、考えさせられますね。

 

 

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    マンガ家・イラストレーター愛すべき宇宙人

    中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。

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