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「夢かな…」いよいよ脂肪注入手術へ! そして右脇の傷を修正する手術も受けて #乳がん絵日記 38

「乳がん絵日記」第38話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸の再建時に脂肪が足りなかった部分に脂肪注入をすることになったこほこさん。他にも右脇にできてしまった瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)の手術も受けることになり……。

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医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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こほこさんが右胸の全摘、左太ももの組織を使った同時再建手術を受けてから156日がたちました。再建時に脂肪が足りなかった部分に脂肪を注入して、右脇の引きつれた傷も治してもらうことに。

 

脂肪注入の手術も引きつれた傷を治す治療も日帰りで受けることができ、その日のうちに帰ることができたそうです。

 

脂肪注入の手術と、右脇の傷を修正する手術を受ける

#乳がん絵日記38

 

脂肪注入の手術中は、静脈麻酔を打ったこともありほとんど記憶がありません。2時間後くらいに目が覚めたとき、軽快なJ-POPが流れていたような気がするけど夢かも……。

 

術後は手術台でしばらく安静にして、起き上がれるようになってから着替えて付き添いできていた夫と合流しました。

 

脂肪注入した右側の腕は1カ月間あまり動かさないように言われました。というのも、動かさないほうが脂肪が定着しやすいのだそう。

 

麻酔をしているのでまっすぐ帰るように言われたのですが、お昼過ぎだったこともあり私はうどんを食べて帰ると報告(笑)。

 

夫もいるし大丈夫だと思っていたのですが、看護師さんから「フラッとしたらすぐ声をかけてくださいね」と言われたので、日帰りでも安静にしたほうがいいのだなと思いました。

 

今回、右太ももの脂肪を入れたのですが、再建用に組織を採取した左太ももにできていた脂肪の膨らみも取ってもらい、見た目をきれいにしてもらいました。

 

 

#乳がん絵日記38

 

脂肪の吸引、注入後は太ももに青タンができたり打ち身のような痛みや痺れがありました。

 

右胸は2日くらいで赤みも引いて、1カ月くらいたってから脂肪がなじみ始めました。

 

吸入したら細くなるかと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。

 

初めは外ももを触ったら少し減っているように感じましたが、すぐ元に戻ってでこぼこになることもならなかったです。足りない部分に注入するだけだったので、もしかしたら少量の吸引で済んだのかもしれません。

 

 

#乳がん絵日記38

 

右胸の脂肪注入手術と同日に右脇にある瘢痕拘縮を治す手術も受けました。瘢痕拘縮というのは引きつれた傷のことを指します。

 

私の右脇には、中央はきれいだけど脇に向かって指で挟める程度の膨らみがある引きつれた傷がありました。

 

手術自体は1時間くらいだったそうで、傷も特に痛むことはありませんでした。

 

9日後に抜糸をしたのですが、膨らみはすっかりなくなってフラットな傷になっていました!

 

術後は右腕伸ばしたりするとピリピリしたり皮膚が引っ張られている感覚があったものの、次第にその感覚もなくなって、腕は動かしやすくなりました。

 

 

脂肪注入と引きつっている傷をきれいにする手術を受けたこほこさん。脂肪注入の後は注入部分を動かさないほうが定着しやすいのだそう。引きつっている傷も、3週間は力を入れると痛みが出たりすることがあったようです。しかし、引きつれていた傷はきれいになったとのこと。他の人から見えない部分であってもきれいな状態にしておきたいですよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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