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追い詰められた母が、子どもを置いて家出。「帰ってくる…?」わが子にかけた言葉は!? #過干渉な母親 3

【母の「アンタのために」から解放されるまで】第3話。7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。特に完璧主義の祖母に、目の敵にされていた母。「掃除も満足にできないの?」と嫌みを言われ……。

指で机をなぞりホコリを確かめ、嫌みを言う祖母に、「育児と家事で大変なの」と言い返す母。すると祖母は、「居候の分際でえらそうに! 土下座して謝れ!」と怒鳴りました。その言葉に激怒した母は、ぷみらさんの「行かないで!」という言葉を無視して、家を出てしまいました。

 

急な出来事に困惑するぷみらさんが、父に助けを求めると……。

 

家に居場所がないと感じる母は…

アンタのために3

 

アンタのために3

 

アンタのために3

 

 

アンタのために3

 

アンタのために3

 

 

アンタのために3

 

「まぁそのうち帰ってくるだろ。あいつは本当にめんどくさいな……」

 

「お母さんが家出した! どうしよう!」と部屋に駆け込んできた娘を、軽い言葉であしらう父。そして、「心配だったら電話したら?」と、母に電話をかけるよう勧めます。

 

「え、お父さんは電話しないの?」

 

「お父さんが電話するより、ぷみらがするほうがいいから」

 

そう言いながら、ほほ笑む父。理由がわからないながらも、ぷみらさんは携帯電話を手に取ります。

 

「はい」

 

母が電話に出て安堵するぷみらさん。

 

「お母さん、大丈夫?」

 

「家にいたら、おばあちゃんも、お父さんも責めてくる……」

 

涙声の母をなぐさめつつ、母が帰ってくるのか気が気ではないぷみらさんは、「お母さん、帰ってくる?」と尋ねます。

 

「……帰るよ」

「子どもがいるから。アンタらのために私は生きてるから……」

 

家で居場所がないと感じる母は、ぷみらさんや妹が生きる理由になっていたのです。

 

 

家族とケンカが絶えず、苦しさを感じていたぷみらさんの母。家を飛び出すも、「子どものために、帰る」という信念があったようです。何かつらいことがあったときに、“子どものためなら頑張れる”と乗り越えられた経験がある方も多いのではないでしょうか。子どもが成長していく過程で、大変なことを乗り越えながら、親自身も成長していくのかもしれませんね。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷみら

    HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

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