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「家出とか迷惑」苦しんでいる母に追い討ちをかける父。家に戻ってきた母は5分で…!? #過干渉な母親 4

【母の「アンタのために」から解放されるまで】第4話。7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。母と祖母が口論になった際、「土下座して謝れ!」と怒鳴った祖母。その言葉に激怒した母は、ぷみらさんの「行かないで!」という言葉を無視して、家を出てしまいました。急な出来事に困惑するぷみらさんが、お父さんに助けを求めると……。

「まぁそのうち帰ってくるだろ」と軽い対応の父。「心配だったら電話してみれば?」と言われ、ぷみらさんは母に電話をかけました。

 

電話に出た母は、「家にいたら、おばあちゃんもお父さんも責めてくる……」と弱音を吐くも、「子どもたちがいるから、帰るよ。アンタらのために私は生きてるから……」とぷみらさんに伝えていました。

 

家出した母が帰ってきたと思ったら…!?

アンタのために4

 

アンタのために4

 

 

アンタのために4

 

アンタのために4

 

アンタのために4

 

 

アンタのために4

 

しばらくして帰ってきた母。ぷみらさんがホッとしたのも束の間……。

 

「家出とか迷惑なことするなよ」

 

父が帰ってきたばかりの母を責めます。

 

「はぁ? 私はこんなにつらいのに! お父さんは全然わかってくれない!!」

 

そう嘆いた母は、再び家を飛び出してしまいました。

 

「はぁぁぁ……。あいつはいつもイライラして、本当に迷惑な奴だな」

 

帰ってきた母を気遣うどころか、責め立てた父に、「なんで?」と悲しくなるぷみらさん。

 

「帰ってくるよね?」

 

「どうせ帰ってくる。ほっとけほっとけ」

 

心配するぷみらさんの気持ちをよそに、父は部屋に戻ってしまいました。「お母さんの家出はよくあること」とわかっていても、ぷみらさんは不安を拭うことができません。

 

「もし、帰ってこなかったら? 事故に遭ったら?」

「お母さんがいなくなったらどうしよう……」

 

父がいくら軽く考えていても、小学生のぷみらさんには「このまま見捨てられたら……」と、怖くてたまらないのでした。

 

 

「こんなにつらいのに!全然わかってくれない!」と、再び家を出てしまった母。“家出はよくあること”だとしても、母にとっては毎回、本気でつらく苦しかったのではないでしょうか。そんな母の話を聞くことすらしようとしない父。このような態度が、さらに母を追い詰めていました。父としても、家出を繰り返す母にうんざりしていたのかもしれません。しかし、根本的な原因を解決しないことには、家族関係の溝は深まるばかりです。相手への不満が溜まっているときこそ、しっかり向き合える夫婦でいたいですね。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷみら

    HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

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