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「お母さんの味方でいてね」家族と揉める母の愚痴を聞く日々。娘は次第につらくなっていき… #過干渉な母親 5

【母の「アンタのために」から解放されるまで】第5話。7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母と祖母が口論になった際、祖母は「土下座して謝れ!」と怒鳴りました。その言葉に激怒した母は、ぷみらさんの「行かないで!」という言葉を無視して、家出。ぷみらさんがお父さんに助けを求めると、「心配だったら電話してみれば?」と言われ、母に電話をかけることに。電話に出た母は、「家にいたら、おばあちゃんもお父さんも責めてくる……」と涙声で話すのでした。

しばらくして帰ってきた母に、ひと安心するぷみらさん。しかし、帰ってきたばかりの母を父が責め立てました。「家出とか迷惑なことするなよ」。その言葉にキレた母は、滞在時間わずか5分程度で、再び家を出てしまったのです。

 

「どうせ帰ってくる。ほっとけほっとけ」心配するぷみらさんの気持ちをよそに、父はのん気なもの。母の家出はよくあることとわかっていても、「このまま見捨てられたら……」と、怖くてたまらないぷみらさんは……。

 

「お母さん、また叫んでる」子どもが感じていた使命感

アンタのために5

 

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アンタのために5

 

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アンタのために5

 

祖母か父と毎日ケンカし、時折、家出を繰り返していた母。

 

「もういやあああああああ!」と、母の叫び声が聞こえるたびに、母の愚痴を聞きに行くようになったぷみらさんは、いつしかそのことを使命のように感じていました。

 

「おばあちゃんもお父さんもひどいの……。2人とも敵だ……。ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」

 

「私は、お母さんの味方だよ」

 

母の問いに少しの違和感を抱きながらも、笑顔で答えるぷみらさん。それからも毎日のように、母の愚痴を聞いていました。

 

「正直、毎日愚痴を聞くのはしんどい……。たまには休みたいなぁ」

 

そんなことを思っていたある日、いつものように母の泣き叫ぶ声が聞こえました。

 

「今は愚痴を聞くのがしんどいな……」

 

いつもはすぐに駆けつけるぷみらさんですが、「今日は後で行こう」と思っていると……。

 

“バンッ!”

勢いよく扉が開き、「ぷみら聞いて!」と、母が部屋に入ってきました。

 

「今はちょっと……」

 

毎日、母の愚痴に付き合っていたぷみらさんは、「愚痴を聞くのがしんどい」と感じてしまうのでした。

 

 

母の愚痴に付き合わされる日々が続き、次第につらくなってきたぷみらさん。愚痴を聞いてもらう側は、すっきりした気持ちになるかもしれませんが、毎日となると、聞く側が苦しくなってしまうのは当然ですよね。「お母さんの味方でいたい」そんなぷみらさんの健気さを感じるものの、しんどいと感じたのなら、自分の気持ちを大切にしてほしいところ。「今はちょっと……」と伝えたぷみらさんの思いを、母が理解してくれるよう願います。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷみら

    HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

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