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「おじいちゃま、お月様になったのかなぁ」参列した祖父の葬儀。子どもの言葉に涙が止まらなくて…

先日、私の祖父が94歳で亡くなりました。私にとって、祖父母を亡くしたのは初めての経験。実母からの電話で訃報を聞いたときから、ことあるごとに涙が止まらず、私の子どもたちに祖父の死を伝えるときも号泣していたほどです。そして祖父の葬儀当日。子どもたちの言葉に、また涙が溢れました……。

 

娘の言葉に溢れる涙

私には4歳と6歳の娘がいます。子どもたちと同年代の従妹も合わせると、私の祖父には5人の曾孫がいました。最後に笑顔の祖父の姿を覚えていてほしいという私の両親の希望もあって、当初曾孫たちは参列しない予定でした。


しかし私は、大好きだった祖父を子どもたちにも一緒に見送ってほしい、という強い思いがあり親族に相談。最終的には曾孫5人、全員で葬儀に参列することに。

 

私は最初、祖父が亡くなったことを子どもたちがどのくらい理解しているのかわかりませんでした。しかし、親族の中で一番幼い私の4歳の次女が、月を見て「おじいちゃま、お月様になったのかなぁ」と言ったときは、こんなに幼くてもちゃんと祖父の死を理解しているのだと、涙が溢れました。

 

 

心が救われたのは…

迎えた祖父の葬儀当日。気丈に振舞っていた私も、いざ祖父と対面すると涙が止まりませんでした。しかし、ふとした瞬間の、子どもたちの「あそこにみかんがあるよ」の緊張感のないひとことや、落ち着きなく動き回る姿に心が救われました。


子どもたちがいなければ、耐えがたいつらい時間だったはずです。他の親族も同じ気持ちだったようで、子どもたちの笑顔に心が救われたと話してくれました。子どもたちの無邪気さのおかげで、時折笑顔もこぼれる葬儀となりました。

 

 

葬儀が始まるまでは、静かにできるだろうか、走り回って迷惑をかけないだろうかと心配していました。しかし葬儀が終わってみると、子どもの賑やかさに心が救われる結果となりました。子どもたちは葬儀から数カ月経った今でも、ふとした瞬間に「おじいちゃま、お空から見てるかなぁ」と私の祖父のことを思い出しているようです。

 

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監修/助産師 松田玲子


著者:河原りさ

4歳と6歳の女の子ママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。

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