「モレは仕方がないか…」育った環境から、思い込んでいた私。しかし、あるものを購入すると？

 

私は、中学生くらいまで生理になったら家に置いてあったナプキンを使っていました。家にあるナプキンは、羽が付いていないタイプのもので、着けていると時々ナプキンがずれてしまい、ショーツを汚してしまうことも……。

しかし、私は羽が付いていないナプキンしか知らず、当時の私はそれを使うことが当たり前だったことで「生理中に経血漏れするのは仕方ない」「みんな同じような経験をしているんだろう」と私はあきらめていたのです。

 

そんな私は、高校生になってからはナプキンを自分で買うようになりました。ある日、家にあるナプキンのストック少なくなってしまったので、ドラッグストアでナプキンを買うことに。

生理用品コーナーでいつも使っているナプキンを探していると、あるものが目につきました。それは、いつも使っているナプキンと同じブランドの羽付きタイプのナプキン。値段は少し高めでしたが「試しに使ってみようかな」という気持ちになり、1袋買ってみることにしました。

ナプキンを買った数日後、生理がきました。私はさっそく羽付きナプキンを使ってみることに！ 包装紙を開けて、羽が付いていることを確認して「羽なしと羽付きってなにが違うんだろう」と思いながら、ショーツに羽付きナプキンを着けました。

 

羽なしナプキンとの大きな違いは感じませんでしたが、その後トイレに行ったときにびっくり！ これまで羽なしナプキンをつけていると、多少なりともナプキンがずれてしまっていたのですが、今回はまったくずれておらず、ショーツも汚れていませんでした。

 

「たまたまかもしれない」と思い、数日間羽付きナプキンを着けていましたが、羽が付いているおかげでナプキンがずれることはありませんでした。羽なしと羽付きの違いを実感し、私はとても感動しました。

 

 

羽付きタイプのナプキンで悩みが解決したことで、「生理だから仕方がない」と決めつけるのではなく、試行錯誤することで解決することもあるのだと学びました。

 

著者／nanoka22
監修／助産師 松田玲子