この得体の知れない物体は何!?
4,452gの赤ちゃんを出産してから2日目。
起き抜けから頭痛を感じていたミロチさんですが、この日から退院まで赤ちゃんと同室で過ごすことに。
しかし、夜になってもミロチさんの頭痛は治らず、ひどくなる一方でした。
心配した看護師さんは「こっちで預かるからミロチさんは休んで」とミロチさんは声をかけましたが、お世話料がかかってしまうとのこと。
高めの追加料金に即答できずにいたミロチさんですが、もらった鎮静剤がまったく効かず困っていると、病室に看護師さんが訪ねてきました。
そして、看護師さんからは「赤ちゃん今夜見るから大丈夫ですよ」「その代わり朝は7時半ごろに一度連れてきますね」という言葉をもらい、赤ちゃんを預けたミロチさんは「今は頭を治して、入院生活を立て直そう」と決心しました。
※医療スタッフのマスクは省略して描いています。
出産3日目の朝。
赤ちゃんを預かってくれた看護師さんが、ミロチさんの様子を伺いに病室に来てくれました。
「早番の人が来る前に赤ちゃん連れてきたので」「赤ちゃんは昨晩ミロチさんのお部屋で過ごしたということにしてください」と看護師さんの気づかいに涙したミロチさん。
またミロチさんは、今日中にやらなければいけないスケジュールの多さから、「まずは体を清めないと!」と思い、シャワーへと向かいました。
そして、ミロチさんが頭を洗っていると、太い毛のようなものが!
医師からの説明を思い出したミロチさんは「おまたを縫合したときの糸だ!」と興奮気味になり、夫に写真付きで連絡しました。
◇ ◇ ◇
看護師さんの気づかいに、「子育ては体が1番だから優先順位をしっかり考えとかないとな」と感じたミロチさん。
ミロチさんの言う通り、子育てには赤ちゃんだけでなく、ママの健康面も大切。
「ひとりでできる」と思うこともとても素晴らしいことですが、ママの心身の健康のためにも、率直に甘えることも大事ですね。
監修/助産師 松田玲子