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「離婚したいけど…アンタのために我慢してる」とこぼす母。涙の訴えを聞いた娘は思わず… #過干渉な母親 16

【母の「アンタのために」から解放されるまで】第16話。中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。中学生になり、いわゆる“反抗期”を迎えていたぷみらさんは、母の愚痴聞きがおっくうになり、「後にして」と拒否することも。その反面、家事などをしてくれる母に感謝の気持ちもあり、愚痴聞きを拒否するたびに、罪悪感を覚え、苦しさを感じていました。

そんなある日、事件が起きます。いつものように母と祖母がケンカする声が聞こえ、ぷみらさんが駆けつけると、調理器具を凶器のように構え、罵り合っている2人が……。

 

「もう○んでやる!」と興奮する母に対し、煽るように怒鳴りつける祖母。ぷみらさんは、一触即発の状況に焦りながらも、「ここは慎重に」と仲裁に入ろうとしますが……。

 

興奮状態の母と祖母をなだめようと…

アンタのために16

 

アンタのために16

 

アンタのために16

 

 

アンタのために16

 

アンタのために16

 

「まずは包丁を元の位置に戻そう?」

 

「お母さん今興奮してるから、いったん部屋に戻ってもらっていい?」

 

興奮状態の母と祖母をなんとかなだめようとする、ぷみらさん。祖母を部屋に戻し、母の話を延々と聞いていると、母は少しずつ落ち着きを取り戻しました。

 

「アンタがいるから、私は○ぬのを我慢してる……」

「子どものために、この家を出るのも、我慢してるのよ。お父さんだって助けてくれない……。本当は離婚したいけど、我慢してるの」

 

母の涙ながらの言葉に、ぷみらさんも本心が溢れ出ます。

 

「お母さん……。我慢しなくていいよ。この家を出ても、お父さんと離婚してもいいよ。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」

 

ぷみらさんは母を想い、自分の気持ちを伝えるのでした。

 

 

「アンタのために我慢している」そんな母の言葉に、「お母さんには笑顔で、自分の望むように生きてほしい」と伝えたぷみらさん。親にとって子どもは何よりも大切な存在です。それゆえ、つい“子どものため”と、自分を追い込んでしまうことがあるのかもしれません。しかし、ぷみらさんの言葉のように、子どもにとって重要なことは、“親が笑顔でいること”なんですね。子どものためにも、親自身が自分を大切に、笑顔でいられるような考え方ができるといいのかもしれません。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷみら

    HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

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