記事サムネイル画像

「私を言い訳に使わないで!」離婚できないのは娘のせい?母の言葉に納得がいかない娘は… #過干渉な母親 17

【母の「アンタのために」から解放されるまで】第17話。中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は口癖のように「アンタのために頑張っている」と、ぷみらさんに嘆いていました。そんなある日、事件が起きます。いつものように母と祖母がケンカする声が聞こえ、ぷみらさんが駆けつけると、調理器具を凶器のように構え、罵り合っている2人が……。

興奮状態の母と祖母。ぷみらさんがなんとか祖母を部屋に戻し、母の話を延々と聞いていると、母は次第に落ち着きを取り戻しました。そして、「アンタがいるから、私は○ぬのを我慢してる。父さんだって助けてくれないし、本当は離婚したいけど、アンタのために我慢してるの」と、涙ながらに訴えてきました。

 

そんな母に、「我慢しなくていいよ。お父さんと離婚してもいい。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、自分の気持ちを伝えますが……。

 

母の言い分と噛み合わない、娘の想い…

アンタのために17

 

アンタのために17

 

 

アンタのために17

 

アンタのために17

 

 

アンタのために17

 

「この家を出ても、離婚してもいい! 私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、母に訴えたぷみらさん。

 

「アンタには、それをして生きていくことが、どれだけ大変かわかんないのよ……」

「それに、父親がいない子どもはかわいそうだし、そんなことできない」

 

ぷみらさんの気持ちとは裏腹に、母はぷみらさんを思ってのことだと主張します。

 

母が自分のことを考えてくれていることは、理解しているぷみらさん。しかし、どう生きていくかは母が決めること。

 

「“私のために我慢してる”って言わないでよ。私を言い訳の材料にしないでよ」

 

心の中でつぶやくぷみらさん。「自分のせいで母が苦しんでいる」と感じてしまいます。

 

「貧乏でもお父さんがいなくても、お母さんが笑っていたら、それでいいのに」

「そう思うのは、私が子どもだからなのかなぁ……」

 

ぷみらさんも、母も、お互いを思う気持ちがすれ違い、分かり合えずにいるのでした。

 

 

ぷみらさんは自分がどのような環境になっても、「お母さんが笑っていたら、それでいい」と、純粋な気持ちがありました。しかし母は、「子どものため」と、さまざまなことを我慢しています。親子がお互いを思うあまり、すれ違っているように感じますが、少なくとも子どもが「自分のせいでお母さんが苦しんでいる」と感じてしまうのは、よくないことではないでしょうか。“子どものため”とはどのようなことなのか、どんな言葉で子どもに思いを伝えるのがベストなのか、親としてしっかり考えたいですね。

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷみら

    HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
    2 クリップ

    同じジャンルの連載

    もっと見る
    • コメントがありません

  • あわせて読みたい記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →